相川亮二 vs 渡辺俊介が”WBCチームメイト”対決 「世界一低いサブマリン」が美しすぎた

交流戦も最終盤の横浜スタジアムでは、横浜DeNA・相川亮二コーチと千葉ロッテOB・渡辺俊介氏の一打席対決が行われた。

相川亮二・渡辺俊介

雨天ノーゲームによる再試合をひとつ控える横浜DeNAベイスターズと北海道日本ハムファイターズを除いて、今日18日が最終日となるプロ野球セパ交流戦。

交流戦期間中、横浜スタジアムでは、様々なイベントが行われてきたが、この日の試合前はDeNA・ロッテ両球団のレジェンドOBが一打席対決が行われた。


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■WBCのチームメイト対決

この日グラウンドに登場したのは、2006年のWBC日本代表として世界一に輝き横浜、ヤクルト、巨人に在籍した相川亮二チーフ作戦兼バッテリーコーチと、「世界一低いアンダースロー投手」として二度のWBC世界一に輝いたミスターサブマリン・渡辺俊介氏。

ともに世界一を掴んだ、WBCチームメイト対決だ。なお、16日に行われた対戦ではDeNAのOBで打者・内川聖一氏に、17日は千葉ロッテOBの投手・小林雅英氏に軍配が上がっている。

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■美しいサブマリンは健在

現在は、新日鐵住金かずさマジックで監督を務める渡辺氏。長男も東京大学野球部で、父と同じくアンダースロー投手として活躍している。

この日も流れるような美しいフォームは健在。マウンドぎりぎりからキャッチャーミットに速球とシンカーを投げ込む。

渡辺俊介


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■相川コーチは中飛に

右打席に立った相川コーチは、バットを振らず、3ボール1ストライクからまさかの4ボールに。とはいえ「おかわり」で、3ボール2ストライクからの7球目を打ち、打球はセンターフライに。対決は、渡辺氏に軍配が上がった。

「相変わらず低いところからボールが来て、バットが出ませんでした」と笑った相川コーチ。レジェンドたちの勇姿に満員のスタンドからは歓声と拍手が響いた。


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■執筆者紹介

タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)

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(取材・文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

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