イモトアヤコ、『CREA』の表紙飾る 「母って何?」特集で思い出アルバム風に

タレントのイモトアヤコが、『CREA』の「母って何?」特集で表紙を飾った。巻頭グラビアにコラムも寄稿している。

イモトアヤコ

タレントのイモトアヤコが、文藝春秋社が発行するライフスタイル誌『CREA』2023年夏号「母って何?」特集の表紙に登場する。


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■アルバム風の表紙に

20歳でのデビュー以来、世界中を冒険してきたイモトは、2021年35歳で男児を出産。 現在1歳の息子の子育てをしながら、テレビやラジオへの出演、エッセイの執筆など、幅広く活動している。

『CREA』の表紙のデザインイメージはさまざまなシーンのイモトの表情をとらえた、アルバム風。

CREA

幼き日のイモトを抱くお母さんとの一枚、ストイックに体を鍛える姿、そして普段着のイモトの日常が加わり、イモトの日常を通して「母って何?」を考えられるデザインになっている。

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■コラムも寄稿

イモトアヤコ

絵本仕立ての巻頭グラビア(写真=松原博子/イラスト=柳智之)のためにイモトが寄稿した、息子への思いを綴った文章「あなたと一緒に冒険して」も必読。

なお、コロナ禍にイモトが立ち上げたWEBマガジン『よかん日和』では出産後、「母子手帳」というタイトルのコラムで 母となった自分の思いを綴っている。


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■『よかん日和』から

イモトアヤコ

イモトのWEBマガジン『よかん日和』から、「母子手帳」コラムの一部を紹介しよう。

息子を産んで、最初の一ヶ月。鳥取から母がお手伝いにきてくれた。その時、会ってすぐ渡されたのが、母が使っていた36年前の母子手帳だ。相当年期の入ったもので、歴史を感じ、思いを馳せ、なぜだか泣きそうになった。


きっと、産後直後のマタニティーブルーのせいだ。来て早々、号泣するのも恥ずかしいので、どうにかこうにか耐えた。自分が思い出せる最初の記憶は、3、4歳くらいからなので、それまでの自分自身がどうだったか、この母子手帳を読んではじめて、そうだったんだと思える。


わたしは一切覚えてないが、文章から母の苦労も伝わってくる。結構、わたしゃ良いお姉ちゃんと思っていたが、勘違いみたいだ。そして、しきりに綴ってある「耳をかまわないと眠れない」これは、まさかの36歳になった今も続いている。なぜが、眠くなると耳をさわる癖があるのだが、赤子のときから続いていたなんて驚きである。


母子手帳を読みながら、当時の母も今のわたしと同じように悩み、不安を感じながら、今に至るのだなぁ、と今の息子と当時のわたしの成⻑記録を見比べる。


なんとなくの平均はあっても、正解も不正解もないわけなので、自分のペースでやっていくしかないのだと改めて感じた。そして、いつの日か、息子が大きくなり、父になる日がきたら、かっこよく母子手帳を渡す母になりたいもんだ。


断捨離が得意なわたしではあるが、そのときまで、しっかり記録し、大事に大事にしようと思います。

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

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