ストーカー化した男が女子大学生を惨殺 「後悔も見せずあまりに凶悪」と当局も困惑

「俺たちは絶対に一緒になる」。別れ際にそう断言した男が遠方に引っ越した女性を探し出し、惨殺した。

ストーカー

別れを望み逃げた女性を追い、見つけ出した男。その後はバイト先の前で待ち伏せして後をつけ、40回刺すなどして殺害した。事件の全容を、『Metro』などイギリスのメディアが伝えた。


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■別れを受け入れなかった男

ポーランド出身のアンナ・ジェルコヴィアクさん(21)は、2020年にイギリスに拠点を移して大学に通い始めた。少したった頃にインターネットである男(30)と知り合い、交際を開始。

しかし相性は良くなかったらしく、男を「怖い」と感じるようになったアンナさんは別れを決意し、ロンドンの大学に移ることにした。

「俺たちは一緒になるさ。どんなことがあっても俺はお前を見つけ出すから」などと言う男から逃げるように、アンナさんは引っ越しを済ませた。

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■男がストーカー化

新生活を始めたアンナさんはレストランでアルバイトを始め、新たに出会った男性と付き合うようになった。その一方で、どうしても諦めきれなかった男は、アンナさん捜しに没頭。

当時暮らしていたウェールズからはるばるロンドンに移動し、予告してあった通りアンナさんを探し出した。

そして昨年5月、男はレストランに行きアンナさんに会おうとしたが、不在だったため一旦は断念。だがその翌日に再びレストランに行き、アンナさんを待ち伏せした。


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■殺人事件が発生

その晩、シフトを終えたアンナさんを男は尾行。目出し帽を被ったまま接近し、アンナさんが狭い通路に足を踏み入れた途端に、所持していた包丁で40回もメッタ刺しにした。

アンナさんはそのまま死亡。通報を受けて駆けつけた救急隊が救おうと試みたが、すでに手遅れの状態だった。男は犯行後にバスに乗ってウェールズに帰るつもりだったというが、駅で警察に見つかり身柄を確保された。


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■当局も衝撃

この殺人事件について、警察は「あまりにも凶悪」と強く批判し、男については「後悔した様子さえなかった」「警察官の質問には答えようともしなかった」「出廷をも拒んだ」と公表している。男には5月31日に判決が言い渡される。

「別れた相手がしつこい」「でもエスカレートはしないだろう」と思っていても、凶悪事件に発展することがある。ストーカー行為に困っている人は、迷わず警察や関係機関に相談していただきたい。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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