台風の多い沖縄・石垣島の島民が「台風前に買いだめするもの」がなるほどすぎた

石垣島に台風が接近すると「カップラーメン」が売れる理由を島民に聞いてみた結果…。

2023/05/29 10:45

台風の多い沖縄県・八重山諸島に属する石垣島。今年も台風2号が現在接近中で、市内のスーパーでは「あるもの」の買いだめをする人が多数見受けられた。


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■大手スーパーはどこも同様の状態

その「あるもの」とは、カップラーメンや、インスタントラーメン。実際に記者が訪れたスーパーでほぼカップラーメンは完売。

石垣島の大手スーパーはどこも同様の状態で、カップラーメン需要はものすごく高いらしい。

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■残っているのは辛いラーメンばかり

スーパー以外ではディスカウントストアのドン・キホーテでも、同様にカップラーメンが飛ぶように売れていた。

実際に見ると残っているラーメンは辛いものばかりで、醤油や味噌、塩などオーソドックスな味のものは無かった。


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■石垣島ならではの理由が

沖縄以外に住む多くの人は「えっ、カップラーメン買うほど大変なの…?」と思ってしまうかもしれないが、それには石垣島ならではの理由があるという。

それを教えてくれたのは、石垣島の人気YouTuber「ヒデオマン」さん。彼は石垣島の島民がなぜカップラーメンを台風前に買いだめするのか教えてくれた。


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■ヒデオマンさんが語る理由


「石垣島の島民がカップラーメンを台風前に買いだめする理由ですが、台風中は自宅から出られないですし物流も止まるので、それに対策して買いだめするんですよ。でも僕はいつも余らせてしまうので、買いだめしない派ですね(笑)。あと、台風の日はみんな飲んで過ごすので酒も売れます。昔は泡盛でしたけど、いまはなんでも飲みますね。」


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■船便や航空便などの物流も止まってしまう

石垣島では台風が来ると地域によっては停電も発生し、復旧に時間がかかる場合も。また、船便や航空便などの物流も止まってしまうため、他地域よりも台風で自宅待機の時間が比較的長いことが、カップラーメンが売れる理由のようだ。

ちなみに、「石垣島で台風のときにコロッケ売れますか?」とヒデオマンさんに聞くと「なんですかそれ? 揚げ物はめんどくさいので台風のときにはやらないです」と、普通に返されてしまった。台風コロッケは石垣島の人にはメジャーではないらしい。

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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男

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