バウアーは投球のクセがバレている？ 元巨人・高橋尚成氏が独自分析
投球のクセが指摘されているバウアー投手。元巨人・高橋尚成氏の見解は…。
■バウアー投手の不調に高橋氏が…
バウアー投手が16日の広島東洋カープ戦で先発し、2回7失点で敗戦投手になったことに、高橋氏は「ちょっと残念」と語る。
そして内容については「やっぱね、キーポイントは左バッターになってくるんだと思うんですね。左バッターに結構やっぱりかなりの確率でヒットされているので」と指摘。
さらに「ジャイアンツ戦もそうですし、広島戦も2試合ありましたけど、全部左バッターにやられてるような、そんな感じがするんですよね。もちろん右バッターにもホームランを打たれていますけど」などとコメントした。
■「クセがバレている気がする」
高橋氏はさらに「たぶんね、なんかバレてるような気がするんです。たとえば投球にクセがあるとか。 セットポジションで1塁ランナーがいるときに牽制のクセはもう、間違いなく出ていると思うんです」と指摘。
続けて「7、 8割方は多分クセはわかっていて、結構な確率でスタートを切られてると思うんですよ。ジャイアンツ戦で丸選手なんかも、スタートを切っているぐらいですから。たぶん投球のクセも出てるんじゃないかなっていうような気がするんですね」と話す。
そして自身も現役時代クセのチェックを毎試合していたことを明かし、「そういうところを細かくやっていかないと、今のままではまた同じ結果になる」などとコメントした。
■具体的には「わからない」
スタッフから「バウアー投手のクセみたいなところっていうのは、ここかなと思うポイントがあるか？」と質問された高橋氏は「僕はわからないですね」と話す。
そのうえで「クセを見る専門的な人がいるわけですよ。そういう人たちが何方向からも見ているんですよね、映像を。僕なんかはバックネットのほうからしか見ていないので、何とも言えないんですよね」とコメント。
またメジャーの「クセのチェック状況」について質問されると「やっているところとやっていないところがある」「日本のほうがクセに関しては細かい。クセとかクイックとか、フィールディングとか。ピッチャーは細かく言われるかもしれない」と指摘していた。
