宝くじ当選金を夫と分け合いたくない女性 世間は「なぜ結婚しているの？」
宝くじを夫婦共同の預金から購入して高額当選した妻は、「当てたのは私」とひとりで使いたいが、夫は「家族で共有を」と考えている。使い道について揉める家庭は多い。
多くの人が夢見る一攫千金。だが、宝くじに当たったら「大ケガをした」「家族間で揉めた」など、なぜか不運に見舞われることもあるという。
ある掲示板で今、まさに「宝くじの賞金の使い道で夫と衝突し…」という女性の悩みが、世間の注目を集めている。アメリカの『NEW YORK POST』が報じた。
■当選金で海外旅行に
海外の掲示板サイト『reddit』に投稿された内容によると、女性は少し前に買った宝くじで当選。金額は明らかにしていないが「人生が変わるレベル」だという。
1人で海外旅行をしようと考えた女性は、夫にそのことを話すと「夫婦のお金から出して買ったのなら、当選金は銀行口座に入金するべき」と猛反対された。夫はいずれ購入する車や住宅のためにも、お金はとっておくべきだと考えているという。
■「くじを当てたのは私」
しかし夫の意見に納得がいかない女性は、「宝くじを購入して当てたのは私なのだから、私が自由に使っていいでしょ」と反論。すると激しい口論に発展してしまったという。
いまだに埒が明かない状態で、女性は海外旅行の予約もできずにいる。そこで「皆さんはどう思いますか？ 私が間違っているのでしょうか」と質問し、世間に助言を求めてみたという。
■当選金は夫婦の共有財産
すると世間からは「当選を夫婦で祝わない、そのお金を夫とシェアしない、さらに一緒に旅行に行きたくない…ではなぜ結婚しているの？」と、夫婦関係に疑問を抱く人が続出した。
また、ある人は「宝くじで当選したお金は、法的には夫婦の共有財産と考えられます。離婚の際には財産分与の対象にもなりますよ」と指摘。
これに対して「だったら旦那さんは今すぐ離婚をして、当選金の半分を受け取るべきだね」といった声もあがった。
■「まずは奨学金の返済を」
さらに、あるユーザーが「現在抱えているローンは？」と尋ねると、投稿者の女性は「ふたりとも奨学金の返済が残っています」と回答。
すると世間からは、「まずは奨学金を返して。そして残りをあなたが好きなように使ったら？」というアドバイスが寄せられた。
他にも「当選金が少額ならともかく、高額なら別。あなたの考え方、彼にしてみれば理不尽だわ」など、女性を擁護する声は当人の期待に反し、かなり少数だったようだ。
・合わせて読みたい→17歳で宝くじ1億6千万円に当選した女性 「人生が10倍悪くなった」と後悔
（文／Sirabee 編集部・桜田 ルイ）
