白髪だらけの友人の結婚式参列が嫌で… 「当日は染めてきて」と伝えた女性に批判殺到
白髪、シミ、シワは、いずれも人間としてごく自然なエイジング現象だ。そんな友人を受け入れられない女性に、世間からはブーイングがあがっている。
結婚式とは、挙げる側も参列側も緊張と気合が絶妙に入り混じるビッグイベント。それを「成功させたい」と思うのは当然のことだが、周囲が見えなくなるほど張り切り過ぎるのは禁物だ。
ある女性に非難が集中していることを、イギリスの『The Sun』が報じている。
■「結婚式までにその髪を…」
数ヶ月後に結婚式を控えているというスコットランドの女性が、Facebookの掲示板に友人への不満をぶちまけ、世間の注目を集めている。
女性はその友人をブライズメイドに選んでいたが、まだ30歳の彼女の白髪が増えていることに最近気が付いた。気の毒に思ったものの、やんわりと「できれば結婚式までに髪を染めてきてね」と伝えたという。
■友人は要望を拒否
女性はFacebookに「白髪では、彼女のためにせっかく選んだブライズメイドのドレスも台無しになるし、友人代表として綺麗でいてほしいのが正直なところ」と打ち明けている。
だが、友人はその要望を拒否した。ヘアカラーは高額なうえに、以前薬剤でアレルギー反応を起こしてしまったことが理由だという。
■続々と非難の声が
「私が美容院を予約してあげたいけれど、結婚式で予算はすべて使い果たしてしまった」と嘆く女性は、世間の人々にアドバイスを求めてみたが、本人の期待に反し非難の声が集中している。
「白髪の何が悪いの？ じゃあ、シワがある友人に『ボトックスしてきて』って言える？」「うわー、そんなこと言う友人、私なら縁を切るわ」「髪の毛をピンクにして、この花嫁より目立っちゃえばいい」など、投稿者の女性への批判は止まらないようだ。
■「あなたはブライドジラ」
なかには、「bride（花嫁）」と「Godzilla（ゴジラ）」を掛け合わせた造語で、アメリカの人気番組の名でもある「ブライドジラ」と呼ぶ人も。
結婚式を前に有頂天になった花嫁がモンスター化し、すべてにおいて自己中心的になる様子が嫌われることを表している。
そして多くの人が納得し、同意しているのが「白髪もシワもシミも、とても自然なことよ」という声。世界では今、自分のありのままの姿を愛し、自分らしさを大切にしようと考える女性が急増しているようだ。
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（文／Sirabee 編集部・桜田 ルイ）
