愛犬に噛まれた検査で別の異常が発見された男性 「おかげで命拾い」とポジティブ

愛犬のおかげで、思わぬ体の異変が判明した男性。飼い犬は嗅覚で感じ取ったのだろうか。

ブルドッグ・子犬

人間の想像を超え、思わぬ能力を発揮することがある動物たち。イギリスの男性は、愛犬のおかげで「命拾いをした」と喜んでいるようだ。アメリカの『NEW YORK POST』やイギリスの『Mirror』が報じている。


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■妻の叫び声で目が覚め…

話題の男性は、妻と5人の子供とともに暮らすデヴィッド・リンゼイさん(64)。一家は生後7ヶ月になるブルドッグのハーレイを飼っているという。

ハーレイは子犬のため、どうしても甘噛みをしてしまう癖がある。ある日、デヴィッドさんがソファでうたた寝をしていたところ、「あなた! 足の親指を噛まれて出血しているわよ!」という妻の叫び声で目が覚めたのだった。

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■親指に痛みを感じず

飛び起きたデヴィッドさんが親指を確認すると、なんとハーレイは爪を噛み砕き、傷口は骨まで到達していた。包帯を巻いて急いで病院へ向かうと、親指は骨折しており、細菌感染を起こしていることも判明した。

デヴィッドさんは治療のため抗生物質を投与し、9日間の入院を余儀なくされた。しかしこれほどひどいケガだったにもかかわらず、医師に「じつは何の痛みも感じなかった」と話したという。


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■最悪の場合は足の切断も

そこで初めて、指の神経が麻痺していたことが発覚。糖尿病を患っていることもあり、医師はデヴィッドさんに、CTスキャンによる詳しい検査を受けるよう勧めた。

その結果、足の2本の動脈が閉塞して血流が悪くなっていることが分かった。「このまま放置したら、最悪の場合は足の切断が必要になるでしょう」と医師から説明されたという。


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■強烈な冗談も

デヴィッドさんはその後、下肢動脈の狭くなっている部分を内部から広げるステント術を用いて、治療を受けている。「ハーレイに嚙まれたことで命拾いをしたようなもんだよ」と感謝しているという。

その治療で効果が現れなければ親指の切断も…と聞いているが、「お医者さんには『親指は私にくださいよ』って言ってあるんだ。ハーレイのおもちゃになるからね!」と話すデヴィッドさん。強烈な冗談を飛ばせるほど、順調に回復している様子だ。

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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