意外と知らない「飲料6缶パック」の分別に驚き ただの“紙”と思いきや…

マシンガンズの滝沢秀一が紹介する栄養剤やビールなどの6缶パックの捨て方。“意外な事実”に「はじめて知った…」との声も。

2023/04/24 12:30

ゴミ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が24日、自身のツイッターを更新。栄養剤やビールなどの飲料に使われる6缶パックについて“ある事実”を明かし、一部のユーザーから驚きの声があがった。

【画像】純粋に“紙”だと思っていた人も多い? 6缶パックの意外な事実が判明


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■飲料の6缶パックは…

マシンガンズ滝沢ツイッター

この日、滝沢は「コレとかビールをまとめる紙は可燃ごみの所が多いです」と1枚の画像を添えて投稿。

画像ではオロナミンCの6缶パックが写っており、見た感じでは“ただの紙”にみえる。しかし滝沢によれば「僕の自治体は古紙ですが、防水加工の特殊な紙なので可燃でお願いしている地域もあります」とのことで、必ずしも紙ごみではないよう。

経済産業省のホームページによれば、素材が分離不可能(複合素材)な場合は重量比が大きいほうの素材の識別マークを表示するとあり、例えば紙とプラの複合で紙の重量比が50%を超える場合は紙マークを表示する決まりとのこと。

そのため、100%紙でなくとも“紙”マークが表示されてしまい、結果分別に地域差が生まれてしまうようだ。

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■迷わずリサイクルOKなものも

紙のリサイクルにおいては、複合素材のものや防水加工紙、昇華転写紙など禁忌品も多い。滝沢は過去の投稿でも“紙ごみの落とし穴”を紹介しており、なんの変哲もない紙袋の内側に防水加工紙が使われていることも…。

ちなみにリポビタンDの箱など、“ダンボールマーク”のついているものは迷わずダンボールごみへ出してOKとのこと。このダンボールマークは、“製紙原料として利用困難な素材が含まれ、かつ分離できないダンボールには表示できない”ルールとなっているためだ。


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■「はじめて知った」

リサイクルの意識が高まってきている昨今では紙マークのある製品はリサイクルへ直行しがちだろう。しかしこの連結パックについては、地域によって“紙として出せる場合”と“可燃として出せる場合”と大きく分かれるため、一度自治体のルールを確認してみたほうがいいかもしれない。

またコメント欄では、素材について「防水加工してあるってことをはじめて知った…」との声もみられたほか、「そこまで分別しないといけないのはきついです」など、分別のハードルを少々高く感じる人もいるようだ。

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■じつは「可燃ごみの所が多いです」