リアクション動画を撮影した10代少年2名が逮捕 おもちゃの銃で店員を驚かせ大笑い
人をびっくりさせるリアクション動画のなかでも、悪質ないたずらを仕掛けた少年2名が逮捕された。
店員に悪質ないたずらをしかけるリアクション動画を撮影し、反応を見て笑っていた少年たち。通報されて身柄を確保されていたことを、『The Straits Times』など海外メディアが伝えた。
■“銃”を持って店に
シンガポールで暮らす16歳の少年2名が、先日午前7時過ぎにある店にへ行き、レジで金を払おうとした。しかしこの時、1名が所持していたオモチャの銃を取り出し、銃口を店員に向けた。
ショックを受けた店員は悲鳴をあげたが、一緒にいた少年は仲間を止めるどころかスマートフォンを取り出し、その様子を撮影。それがすむなり店を立ち去った。
■逮捕された少年たち
少年たちが去った後に店員が通報し、警察が捜査を開始。ただちに現場に向かった警察官たちが聞き取り調査を始め、監視カメラの映像も入念に確認して、少年たちの身元特定に成功した。
通報からわずか3時間後に、警察は少年2名を逮捕。店員を驚かせるのに用いたおもちゃの銃、撮影に使ったスマートフォン、少年たちが着ていた洋服などを押収した。
少年たちの行動は衝動的なものではなく、「店員を怖がらせよう」と事前に計画を立てて店に入った可能性が高いという。その結果どうなるかについてまでは、考えていなかったようだ。
■厳しく対応している警察
調べを進めている警察は、「店員が怖がり叫んだ途端に、少年たちは大笑いしたそうだ」と発表。このような行動は一切容認しないとも述べ、少年たちの行動を厳しく批判した。動画を撮影してSNSなどで公開予定だったのかなどは、公表していない。
先日は、アメリカ・カリフォルニア州の女性が買い物中にバケツをかぶせられて卒倒し、救急搬送されて入院したばかりだった。やはり警察が捜査し、動画サイトなどに映像がないか徹底的に調べていると発表している。
人が驚く様子をとらえたリアクション動画が、数多く撮影・公開されている。警察が動くこともあるため、軽率な行動は絶対にするべきではない。
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（文／Sirabee 編集部・マローン 小原）
