元スタッフにSNSで批判されたクリニックが抗戦 書き込みを完全否定し謝罪要求

「勤務先でひどい目にあった」とSNSに書かれ、クリニックにはいたずら電話も…。元スタッフの話に憤るクリニックの反論が、話題を集めた。


SNS・スマホ・スマートフォン・炎上

勤め先だったクリニックを批判した女性に対し、元上司たちが反論。「嘘のせいでフェイクレビューが続々と…」「事実無根です」と主張して謝罪を求めたトラブルについて、『AsiaOne』など海外メディアが伝えている。


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■仕事を始めた女性

シンガポールで暮らす女性が、あるクリニックで仕事をしたいと考え面接を受けた。合格したため働くことを決めて、2月6日からスタッフとして通い始めた。

しかし想像と違い、職場の同僚・上司たちはかなり厳しかった。出勤初日にも何一つ教えてはもらえず、分からないことがあっても「教えてあげましょうか」という声はかからない。まったく不慣れな環境だというのに、1人で職場を任されたこともあった。

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■体調不良も理解されず?

そんなある日、体調を崩した女性はたまらず上司に声をかけ「気分が悪い」と訴えたが、上司は「あなただけじゃない、みんな体調が悪いのよ」などと主張。そのため午後3時30分まで働き続けたが、無理をしたせいか高熱が出てしまった。

そこで通常より1時間早く帰宅させてほしいと伝えたところ、「休んだ分のお金は出せない」「だから我慢して」などと言われ、ショックを受けた女性は辞職することを決めた。


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■SNS投稿で騒動に発展

3月27日に職場を去った女性はさっそくSNSを更新し、クリニックの写真をアップ。就職から辞職までの経緯を説明し、大反響を呼んだ。

その内容を知ったクリニック側は、「熱が出たという話は聞きました」「なので『クリニックの医師から診断書をもらってほしい』と伝えたはずです」と猛反論。

「体調が悪いスタッフに労働を強いたことはありません」「お金もきちんと支払いました」と強調した。


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■法的措置も視野に

クリニック側は、投稿を読んだ人たちのいたずら電話に困るように。しかもネットに悪質なレビューを次々と書き込まれるようになったため、反論することにしたのだという。

「SNSに嘘を書かれ、残念に思っています」と思いを明かし、女性に対して謝罪を要求。法的措置も検討中だと匂わせている。

多くの人が気軽に利用するSNSだが、書き込みの内容によっては訴訟に発展するケースもある。この女性に対しては批判も多く、「パワハラの証拠を提示せよ」「弁護士費用は用意できているのか」といったコメントも多数寄せられている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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