自転車ヘルメット、想像を超えるデザインに目を疑う これは付けたくなる…

自転車でのヘルメット着用が努力義務化された。いい意味でヘルメットのイメージを覆すものがあって…。

2023/04/06 11:00

自転車ヘルメット

1日から、自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務となった。ヘルメットと聞くと、流線形のスポーツタイプや重いものを想像し、買うのをためらう人もいるかもしれない。

だが、一見するとヘルメットには見えない「最強アイテム」があるのをご存知だろうか。

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■ヘルメット着用が努力義務に

昨年12月20日、改正道路交通法に関する政令が閣議決定。これにより、今年4月1日から自転車に乗るすべての人のヘルメット着用が努力義務となった。

従来の法律では、13歳未満の子供を対象に、保護者がヘルメット着用を促していたが、すべての年齢の人が対象になったということだ。これからは、街中でヘルメットを被って自転車を漕ぐ人が増えるかもしれない。

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■想像を覆すヘルメットの外見

これまでヘルメットを装着したことがない人は「ヘルメット」というワードを聞くと、工事現場や防災用に被る重いものを想像してしまうかもしれない。

だが、最近はメーカーも改良を重ねており、いい意味でヘルメットらしくない商品が増えている。特に、大手ヘルメットメーカーのオージーケーカブトはそうした商品を多数扱う。

自転車ヘルメット

自転車ヘルメット

軽くスポーティーなタイプ、ヘルメットの上から帽子を乗せたものまで幅広い。黒やグレーなど、スーツやカジュアルな服とも合わせやすいので、様々なシーンで利用できそうだ。


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■人気のヘルメットは…

件のメーカーでは、どんなタイプのヘルメットが売れているのか。オージーケーカブトの広報チームの小川裕輔さんが語る。

「比較的お買い求めいただきやすい5,000~1万円くらいの価格帯の商品の出荷が多いです。街中での移動やちょっとした買い物で使われたい方が多いためか、シルエットが丸く布製のバイザーが付いたタイプやヘルメット本体の上に帽子を被せたタイプの受注が増えてます」(小川さん)。

自転車ヘルメット

自転車ヘルメット

やはり、服にも合わせやすい帽子タイプが人気のようだ。このタイプは特に女性で買う人も多いとのこと。


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■「年配層の購入が多い」傾向

全体的に、以前より買う人が増えているようだ。前出の小川さんは、「昨年4月末に道路交通法改正が交付された時点では、一部のメーカーや団体が知っている程度でした。昨年12月の閣議決定以降、想像以上の問い合わせや受注が続いています」と、反響の大きさを語る。

ヘルメットを購入する層に関しては、「受注先から聞いている傾向」と前置きしつつこう続ける。

「比較的年配の方が多いようです。新聞やニュースをチェックしていることに加えて、過去に転倒した経験のある方もいるようです。そうした経験から、ヘルメットをきちんと被ろうという方が多いのだと思います」(前出・小川さん)。

自分に合ったヘルメットを選び、自転車に乗る際は安全運転を心がけてほしい。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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