「椅子引き」いたずらで子役女児が歩けない体に 家族が苦しい胸中明かす

人が座ろうとしている椅子をそっと引き、尻もちをつく様子を見て笑ういたずら。それがあまりにも深刻な結果を招いた。

車椅子・少女・女の子

子役として活動中の女の子(12)が、撮影現場で「椅子引き」をされて尻もちをつき負傷。そのせいで歩くことができなくなり、おむつが必要な生活になった。

“いたずら”のせいで悲惨な思いをしている女の子について、『AsiaOne』など海外メディアが伝えている。


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■いたずらで重傷を負った少女

2月22日のこと、マレーシアで子役として活動する女の子(12)が、ドラマの撮影現場でいたずらの被害を受けた。女の子が椅子に座ろうとしたところ何者かが椅子を引いたため、近くにあった撮影用の装置に背中を強打した。

そのせいで腰の骨が折れ、自力ではトイレにも行けない体になってしまった。今は歩くことも座ることも不可能で、車椅子がなければ移動さえできない状態だという。

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■今も歩くことはできず…

女の子の母親(33)は医師の見解に触れ、「順調に回復しているとは言えないと言われました」「あんな目にあってすでに19日が経過しますが、娘は今もなお歩けません」と告白した。

しかし解決に向けて行動を起こすつもりらしく、いたずら行為に関わった人物、またその関係者たちに会う予定だとも明かした。


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■加害者に言及した母親

母親いわく「まだ加害者の家族から謝罪の言葉はありません」という。加害者については特定を避けて、「娘の共演者と関わりがある人物」とのみ語った。

またこの出来事によって女の子は心にも大きなダメージを受けているといい、「元気な子だったのに、いきなりこんな事態になったんです。悲しく思うのは当然です」とも話して、悔しさをにじませた。


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■訴訟を勧めるファンも…

この件について報じられるなり、女の子の1日も早い回復を願う人たちから「大好き」「早く回復するよう祈っています」といった励ましの声が噴出した。

またSNSには「撮影現場のトップ、それに加害者の家族を訴えて賠償金を求めるべき」「こんないたずらを『面白い』と思う人間もいるが、ちっとも笑えない」「メディアも学校もこういうケースを真剣に考えてほしい」という意見・要望も書き込まれている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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