横山裕、関係者が明かす朝ドラと”真逆の性格” 「車椅子に乗る人に向かって…」
朝ドラ『舞いあがれ！』ではクセの強い役柄の横山裕。そんな彼の「素顔」はというと…。
NHK連続テレビ小説『舞いあがれ！』で、ヒロインの兄役を演じる関ジャニ∞・横山裕に注目が集まっている。作中ではプライドが高く、犯罪に手を染める青年を演じているが、横山の「素顔」はというと…。
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■朝ドラに珍しい”犯罪者”の兄役
『舞いあがれ！』は、1990年代から現代が舞台となった作品。ヒロイン・岩倉舞が空とパイロットに憧れ、ものづくりの町である東大阪と自然豊かな長崎の五島列島で様々な人と絆を育みながら夢に向かって奮闘する物語だ。
ヒロインを福原遥が演じ、横山は兄の悠人役で出演。横山演じる悠人は、トレーダーとして活躍するものの、インサイダー取引を行った容疑で裁判にかけられ、”犯罪者”になってしまう。罪を犯したことを実家で涙ながらに告白するシーンはSNSでも話題に。
高い演技力を見せる横山に注目が集まっている。
■意外な苦労時代
横山は1996年にジャニーズ事務所に入所し、2004年に関ジャニとしてデビュー。現在は、グループでも個人でも目覚ましい活躍を見せている。
だが、ジャニーズに入った当初は苦労することが多かった。あるレコード会社関係者が語る。
「当時はジャニーズといえば、東京で活動するメンバーが多く、関西のJr.はあまり目立っていませんでした。横山さんは当時、冗談交じりに『俺は全然売れへん』『どこのグループにも入れてもらえないんや』と”自虐ネタ”を話していましたが、本音も混じっていたのかもしれません」（レコード会社関係者）。
そんな苦しい状況を自ら打ち破った。「98年に放送されたジャニーズJr.による人気バラエティ番組『8時だJ』（テレビ朝日系）で、横山さんは渋谷すばるさんや村上信五さんらと共に番組を盛り上げ、関西Jr.の知名度を一気に上げたんです。横山さんは昔からトークが上手く、高いバラエティスキルを持っていました」（前出・レコード会社関係者）。
■「素直なリアクションを見せる」
下積みを経て、ブレイクを果たした横山。人気アイドルになっても気取ることはない。
あるテレビ局関係者が語る。「とにかく飾らない性格です。バラエティ番組では誰よりも企画を楽しみ、素直なリアクションを見せてくれます。以前放送されていた関ジャニのレギュラー番組『関ジャニ∞クロニクル』（フジテレビ系）の英会話の伝言ゲームでは、『Is it possible to return this？（返品できますか？）』という英語が『パスポート取りたいんです』と聞こえてしまい、自らの”空耳”に大爆笑する横山さんの姿が話題になりました。そんなふうに心から番組を楽しむ姿はスタッフからも好評ですよ」（テレビ局関係者）。
ありのままでいるところも、横山の魅力の一つかもしれない。
■ライブで見せた「意外な一面」
前出のテレビ局関係者は、横山の意外な一面を語る。「ライブで、会場の車椅子ゾーンや小さい子供と一緒に座る人向けの着席ブロックまで足を運ぶことが多いんです。以前、車椅子席に横山さんの名前が入ったうちわを持った人がいました。横山さんはその人に気付くと、近くにいたスタッフに書くものをもらって、ステージから降りてその人の席に行ってサインを書いてあげたそうですよ」（前出・テレビ局関係者）。
朝ドラでは”問題児”の印象が強い横山だが、実際は気取ることなく誰に対しても優しい心の持ち主のようだ。そうした性格こそ、人気者であり続ける所以なのかもしれない。
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（取材・文／Sirabee 編集部・斎藤聡人）
