劇で使用したろうそくの火が男子児童に… 家族が賠償求め小学校を提訴

両親の目の前で、悲惨すぎる事故が起こってしまった。

ろうそく・ロウソク・キャンドル・火・炎

楽しいはずの会で、予想もしていなかった大惨事に…。息子がもだえ苦しむ様子を目の当たりにした家族が学校を提訴したことを、『The Sun』などイギリスのメディアが伝えた。


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■キリスト降誕劇に集まった人々

今から3年前のこと、イギリス・ロンドンの教会に集まった人たちが、地元の小学生たちによるキリスト降誕劇やキャロルを楽しんでいた。

7歳の男の子は、コットンボールで作った衣装を着て参加。しかしすぐそばをプラスチック容器入りのろうそくを持った別の児童が通った直後、とんでもない事故が起こってしまった。

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■転倒が原因で火が…

移動していた児童が、バランスを崩して転倒。ろうそくの火が男の子に移って衣装が燃え上がり、客席にいた両親の目の前で一瞬で火だるまになった。

気づいた校長たちがすぐに駆け寄って火を消したが、男の子の状態は極めて悪かったため、救急ヘリで病院に搬送することになった。


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■大やけどを負った男の子

男の子はこの事故で体、首、顔、両腕など体表面の45%にやけどを負った。両親は「学校側の不注意が原因である」として訴訟を起こし、賠償金を求める運びとなった。

男の子が現時点でどこまで回復しているのか、またろうそくを持ったまま転倒した児童に怪我はなかったのかなど、詳細は伏せられた。また地元消防局は、学校で開催する劇などに本物のろうそくの使用は止めるよう呼びかけた。


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■日本でも使用するケースが…

日本でも、教育現場でろうそくなどの火を使用することがある。小学校・中学校であれば理科の実験や課外授業で、幼稚園などでは誕生会やクリスマス会でろうそくを用いることがあり、実際に「やけどを負った」「病院に行くことになった」というケースは後を絶たない。

特に小さい子供の場合、火を上手に扱うことは難しい。このような悲惨な事故が絶対に起こらないように、教育現場や家庭での火の取り扱いには十分注意する必要がある。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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