ザトウクジラに飲み込まれる衝撃体験した男性 「食事の邪魔してしまった」

奇跡の生還を果たしたダイバーの男性。当時の様子を詳しく語り、世間を驚かせている。

ザトウクジラ

ディズニーの名作『ピノキオ』のピノキオとゼペットおじさんたちは、クジラに飲み込まれてしまうが、実際にそれを体験し奇跡の生還を果たした男性がいる。驚きの激白が世間の注目を集めていることを、イギリスの『The Sun』などが報じた。


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■プロのロブスター・ダイバー

驚くような体験を明らかにしたのは、アメリカ・マサチューセッツ州のケープ・コッドに住む2児の父親であるマイケル・パッカードさん。プロのダイバーとして名産品の巨大ロブスター漁に精を出し、長年生計を立ててきた。

マイケルさんは事故の当日も朝早くから海に潜り、ロブスターを捕まえていた。そして午前8時頃、2回目のダイビングのために海へ戻った際に事故は起きたという。

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■大型トラックにぶつかった衝撃

ロブスターが生息しているのは、海底から3メートル付近。当時もその辺りを泳いでいると、突然巨大な何かにぶつかった。

マイケルさんは「100トントラックにでもぶつかられたような衝撃を感じた」と回顧。しかし次の瞬間、彼の視界はいっきに真っ暗闇に包まれた。

「最初はサメに噛まれたのかと思いました」と話すマイケルさんだが、歯の存在も感じなければ痛みも全くなかったという。


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■正体はザトウクジラ

マイケルさんはさらに「手足を動かすことはできましたが、筋肉の圧迫感がずっと苦しかった」と、当時の状況を詳しく明かした。そこでマイケルさんを飲み込んだ正体はザトウクジラであることに気が付き、「このまま死ぬんだ…」と諦めたそう。

しかし、ふと12歳と15歳になる愛息たちの顔が目に浮かび、気持ちを奮い立たせたマイケルさん。するとクジラは頭を左右に振り始め、彼を一気に吐き出した。あとは無我夢中で泳ぎ、ボートに戻ると待っていた乗組員たちに救助された。


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■食事中に遭遇したか

専門家はこの件について「ザトウクジラは口を大きく開け、餌のオキアミや魚を飲み込みます。そこにちょうどマイケルさんがいて、飲み込んでしまったのでは。クジラにとっても異物だと感じたのでしょう」と推測を述べている。

その体内にいたのは40秒ほどだといい、マイケルさんは「クジラの食事の邪魔をしてしまい、申し訳なかった」と冗談交じりに話している。

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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