凧揚げ祭りで子供を含む死者6名 絡んだ糸に首を裂かれて失血死も

負傷者の数も170名以上…。想定外の大惨事になってしまった。

凧・凧揚げ

楽しいはずの祭りで、多くの死傷者が出る悲惨な事態に…。当日の様子について、『Tribune India』『The Daily Star』など海外メディアが伝えている。


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■楽しいはずの祭りでトラブル

先日、インドのグジャラートにて凧揚げ祭りが開催され、大勢の人々が自慢の凧を揚げて大いに盛り上がった。

多くの人たちは、テラスや屋根の上など高い場所から凧を揚げて楽しんでいたというが、しばらくすると近くを移動していた人々に糸が絡みつくというまさかの事態に。多くの人が怪我を負って、悲鳴を上げた。

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■首に糸が絡みつき大出血も…

この日に負傷した人の数は、少なくとも176名。また6名の死亡も確認され、そのうち3名についてはまだ子供であったことも判明している。

亡くなった人たちの首には凧の糸が絡みつき、裂けて大出血したようだ。病院に搬送されたが手遅れになってしまったことを、複数メディアが伝えた。


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■死亡した子供たち

2歳女児は父親とスクーターで移動中に糸が首に絡み、救急搬送されたが病院で死亡が確認された。また7歳男児は両親と外出して凧を買い、その後にやはりスクーターで移動中に、飛んでいた凧の糸が首に巻き付いて死亡したのだという。

またこの日は転倒する人が相次いだほか、凧を高所から揚げているうちに転落して怪我を負った人も多かった。

凧揚げについては「怖い」という人も少なくないとみられ、インターネットには「凧を飛ばしまくる祭りには行かない」「危険だから」といったコメントも多数書き込まれている。


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■凧揚げをする際の注意点

冬の教育活動に凧作りを取り入れ、校庭・園庭で遊ばせる学校や幼稚園も少なくないようだ。しかし糸が体に絡む、つまずいて転ぶといった事態は想定しておく必要がある。

狭い場所で大人数が凧を揚げるようなシチュエーションは避け、開放的な場所で手袋などをして楽しむよう指導することも大事だ。また移動中の人の近くで凧を揚げないこと、強風時や糸が絡まったときの対応も指導した上で楽しんでいただきたい。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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