高校教師が全校生徒に不適切画像を一斉送信 校長は「メールやSNSでシェアしないで」
わいせつ画像や動画は、撮影・保管しないに限る。
インターネットの使用などについて指導する立場の教師が、自身のわいせつ画像を全生徒に送ってしまうという大変なミスを犯した。一瞬にして“反面教師”になった人物がいることを、『The Daily Star』など海外メディアが伝えた。
■送信された画像に騒然
アメリカ・メリーランド州にある高校で勤務する教師が、生徒たち宛てにメッセージを送信。しかしそれに何枚かのわいせつ画像が添付されていたことが分かり、大変な騒動となった。
このメッセージは高校に通う生徒全員に送られたというが、教職員たちにも送付されたかは不明。このようなミスが起こった理由、また教師の性別・年齢・氏名など個人特定につながる情報についても、明かされていない。
■校長からの手紙
教師のとんでもないミスについて知った校長は、すぐに文書を用意し生徒たちに送付。そこで「本校の職員が、全生徒にわいせつ画像を含むメッセージをうかつにも送信してしまいました」と認めた。
なお校長は「ただちに然るべき対応を取りました」とも説明しているが、実際にどのように対処したかについては公表しなかった。
■生徒たちへのお願いとは…
校長は「多くの人が写真を見てシェアする事態になっています」「責任あるネットユーザーとして、写真をメールやSNSでシェアしたりしないようお願いします」と生徒たちにリクエストした。
また、ショックを受けた生徒がカウンセリングを受けられるよう手配したことなども書き添え、今回の不祥事については「心から遺憾に思う」と締めくくっている。
■一時は警察も介入
この件について情報を得た警察は捜査を開始したが、すぐに打ち切ったとのこと。起訴された人もいないことを、複数メディアが伝えている。
性的な画像・動画のリークやリベンジポルノといった問題がたびたび起こっていることは、学校でも児童・生徒たちに伝え注意を促している。それを教える立場の教師がこのような問題を起こしてしまったことに、生徒や保護者、学校関係者たちも大変困惑しているようだ。
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（文／Sirabee 編集部・マローン 小原）
