意中のいとこと深い仲になった若者に激怒した男 車30台を燃やす事件に発展

容疑者の男はいとこと恋仲になった男性に対し、強い嫉妬心を抱いてしまった。

2023/01/04 09:30

車・炎・炎上

今の時代、四親等のいとこなら恋愛も結婚も許される。いとこに恋心を抱いている親族がいてもおかしくはないが、告白するとなると実際には非常に難しいといわれている。そんななか、インドで驚くような事件が起きたことを『Times Now News』が報じている。


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■30台の車が燃える

インドの首都ニューデリーのサブハッシュ・ナガーで26日、ある立体駐車場で30台もの車が燃える事件が起き、うち19台の車が全焼した。

消防車7台が出動し1時間ほどで鎮火したが、地元住民が大勢駆け付け、現場付近に駐車していた車に避難を呼びかけるなど、現場は一時騒然となったという。

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■容疑者は23歳の男

警察はその後、駐車場に設置されていた防犯カメラの映像を分析した。すると、ホンダのCR-Vから降りた男がSUZUKIのミニバンであるエルティガ(Ertiga)に近づき、タイヤに放火する様子が映っていた。

こうしたことから、警察はこの男を事件の容疑者と特定。その後、ヤシュ・アロラという23歳の会社員を逮捕した。


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■犯行動機は嫉妬

アロラは容疑内容を認めたうえ、エルティガ車の所有者であるイシャンさんという男性に対し、強い嫉妬心から逆恨みしたことを明らかにした。

「いとこの女性がその車の所有者の男と交際していると知り、腹が立って車に火を放った」などと供述。一方、いとこは容疑者の気持ちに全く気づいていなかった。


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■放火は非常に罪が重い

火が周囲の車にも広がったことから、この事件では多くの被害が出た。アロラ容疑者は裁判で、放火や器物破損などの重い罪に問われる予定だ。

被害者のひとりである女性は、メディアの取材に「子供の学校の送り迎えに車を利用している。そのため駐車場に行ったら車が燃えていて大変驚いた」と話している。

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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