『世界遺産』白川郷初の8Kドローン撮影 「これまでで最も迫力がある映像」

女優・杏が5年間ナレーションを務める番組『世界遺産』が1月8日に放送。今年の10月よりパリからのリモート収録を行っている。

2022/12/22 14:00

■1カットのマイクロドローン映像

世界遺産 8K特別編「白川郷・五箇山の四季」

春夏秋冬の景色だけではなく、四季の移ろいと共に行われる田植えなど、世界遺産の中で暮らす人々の生活風景なども撮影。1年にわたり、何度も通ったからこそ撮影できた詳細な四季の生活を描く。

さらに、日本で唯一、白川郷・五箇山でしか採用されていない「叉首(さす)構造の切妻屋根」という合掌造りの家独特の美しい構造や合掌造り集落の内部の様子を、今までに誰も見たことがない1カットのマイクロドローン映像で紹介する。


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■これまでで最も迫力がある映像

放送に先立ち、番組プロデューサー堤慶太氏からコメントが寄せられた。

堤氏:過去にも世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」を撮影したことはありますが、今回撮影した豪雪の映像はこれまでで最も迫力があります。また高精細の8Kカメラで撮影した秋の紅葉も見事です。


1月8日の地上波放送ではフルハイビジョンに変換してお送りしますが、その迫力や美しさは十分に感じていただくことができると思います。ご期待ください。


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■今秋からナレーションをリモート収録

2017年10月の放送から番組のナレーションを務める杏は、今秋からパリと東京の2拠点生活を始めている。今回も含め、10月以降の放送ではパリのスタジオと東京のスタジオをインターネットでつなぎ、杏と番組スタッフがやりとりしながらナレーションを収録している。

日本でも、コロナ禍で一時的に杏の自宅と都内のスタジオをインターネットでつないでナレーション収録を実施した実績があり、そのノウハウの蓄積が活かされて今回のリモート収録が可能となった。これはテレビのレギュラー番組としては類を見ない新しい試みだ。


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■「こんなことが出来るようになるとは」

ナレーションを担当した杏からもコメントが寄せられている。

杏:まさか、こんなことが出来るようになるとは…という思いです。パリにいて、リアルタイムで東京の番組スタッフとやりとりしながらナレーションを収録している…本当に技術の進歩はすごいと思います。


こういう技術を経験すると、これからもっといろいろなことができるようになっていくんだろうなという可能性を感じます。

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(文/Sirabee 編集部・ゆきのすけ

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