コロナ禍で陽気だった息子がうつ状態に 「どう支えたらいいの」と家族が心痛

環境や生活の変化が原因で、すっかり別人のように…。

落ち込み・絶望・失望

新型コロナウイルスの感染拡大で日常が激変し、今もなお以前の生活に完全に戻ったとは言えない状態が続いている。そんななか、不安に押しつぶされて精神的に参ってしまう人もいる。ある男性は息子の激変ぶりにうろたえ、「自分は息子のために何ができるのか」と悩んでいる。


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■息子の変化に困惑

海外で暮らす男性(49)が、以前とは様子が変わり暗い性格になった息子(23)をとても心配している。

新型コロナウイルスが蔓延する前は、とても陽気で外交的。友達と遊びに行くことも多く自信家でもあったのに、息子はコロナ禍でうつ状態になり、ふさぎこむようになったのだ。

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■父親の苦悩

「息子のためなら、何だってしてやりたい」「助けてやりたい」と考えて、必死に尽くし寄り添ってきた男性だが、息子の様子にまったく変化はない。朝になってもベッドから起き上がることも困難で、まともな食事をとることもできないままだ。

そんな息子の様子を見るのがつらくてたまらないという男性が、イギリスのメディア『The Sun』の悩み相談コーナーに投稿し、アドバイスを求めた。


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■コロナの影響は大きく…

相談を受け付けた回答者は、「コロナ(に対する不安・ストレス)は多くの人々の精神状態にとても大きな打撃を与えています」と説明し、「(コロナ前のような暮らしを)取り戻すことは、今の息子さんには困難なのでしょう」と推測した。

また「医師の診察を受けるよう背中を押してあげてください」「そして可能な限り『外出して人と会ってみてはどうか』と励ましてあげてほしい」と勧めている。


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■「落ち込みやすい性格」6割近くも

Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,798名を対象に調査した結果、全体の57.3%が「落ち込みやすい性格だ」と回答した。

落ち込みやすい性格な人の割合

コロナ禍が予想以上に長引き、不安でたまらないと感じている人もいる。やる気が出ない、悲観的になり眠れないなどうつの症状に悩んでいる人は、まずは「話を聞いてもらう」という気持ちで、心療内科・精神科の医師に相談・受診することをお勧めしたい。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年12月13日~2019年12月18日
対象:全国10代~60代の男女1,798名(有効回答数)

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