10歳女児が母親の出産を立派に介助 「将来は医師になりたい」と意欲

小学生の女の子がお手柄。苦しむ母親にしっかり寄り添った。

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いきなり陣痛が始まり苦しみ始めた母親の出産に、10歳の娘が立ち会うことに。立派に介助していたことを、『CBS News』などアメリカのメディアが伝えた。


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■いきなり苦しみ始めた母親

10月23日のこと、アメリカ・ミズーリ州で暮らすミラクル・ムーアちゃん(10)の母親が産気づき、激しい陣痛に苦しみ始めた。

ミラクルちゃんは母親に頼まれ救急通報したが、お産の進みはあまりにもはやく間に合いそうにない。そこで通信指令員の指示を聞き、母親のお産を介助することにした。

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■母親に冷静にアドバイスも

「大丈夫よ」「さあママ、ここに横になって」。苦しむ母親にそう声をかけて横になるよう促したミラクルちゃんは、冷静に赤ちゃんの誕生に備えることにした。

通信指令員と話しながら待っているうちにお産はどんどん進み、ついに小さな赤ちゃんが誕生する瞬間が訪れた。


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■「生まれた」と喜びの声

母親の脚の間から出てきた赤ちゃんを確認するなり、ミラクルちゃんは「女の赤ちゃんが生まれたわ」と喜びの声をあげた。

これを聞いた通信指令員は赤ちゃんの状態を心配し、「息はちゃんとしているかな」とミラクルちゃんに質問。「うん」「赤ちゃんは泣いているよ」という答えを聞き、指令員もようやく安心した。


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■立派な活躍と将来の夢

通報を受け対応にあたった当局は、この出産について公式SNSに投稿。「ミラクルちゃんは赤ちゃんの顔をタオルできれいに拭いてあげました」「産声を上げるようサポートし、体を温めながら救急隊の到着を待ったのです」と書き込んだ。

なお救急隊は出産が終わった数分後に現場に到着し、母親と赤ちゃんを病院に搬送したとのこと。その後に当局はミラクルちゃんの勇気を褒め称え、出産を介助したことを示す証明書を贈呈。タブレットなどもプレゼントして喜ばせた。

なおミラクルちゃんはこの経験を振り返り、「妹に誰よりも先に会えてとても嬉しく思いました」とコメント。将来はぜひ医師になって活躍したいとも明かしている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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