この学食、何かがおかしい… 看板に書かれたまさかの「5文字」に心躍る

思い出深い学食を大人になってから食べられる場所がネット上でも好評で…。

2022/11/21 04:15

大人の学食大学や専門学校、高校などにある学食。学生時代、安価で栄養バランスの取れた料理にお世話になった人も多いはず。

大人になってふと学食を食べたくなったことはないだろうか。そんな夢を叶えてくれる場所があって…。


画像をもっと見る

■懐かしくなる学食

学食は安くて美味しい、かつ栄養満点な料理を食べられる場所だ。学生の頃は当たり前のように食べていたが、大人になってふと懐かしくなることもあるだろう。

大学の中には、一般の人向けに開放しているところもあった。ただ、昨今の大学の学食はコロナ禍で学生に利用を限定していたり、人数制限によって大行列ができるなど、中々ふらっと食べに行けないことが多い。

関連記事:安田美沙子、大学時代に声をかけてきた人物とまさかの再会 現在の職業は…

■ネット上でも好評な「学食」

じつは、東京・新宿に大人も気軽に入れる学食があるのをご存知だろうか。その名も「Y’s(ワイズ)キャフェテリア」。

大人の学食新宿駅から徒歩5分圏内にあるビルの中に入っているお店だ。同店のランチは、唐揚げや麻婆茄子など日替わりのおかずにご飯・味噌汁が付いた定食スタイル。お値段は550円~650円(税込み)と非常にリーズナブルだ。

大人の学食

ネット上でも、「時間ない時も早く食べられるしウマい」「早くて安く、かつ好立地でオフィスランチとしてとても良かった」「この値段でクオリティーも高い」「まさに学食」など、絶賛する声があがっている。

11月初旬、件のお店に足を運び「学食」を食べたところ、胸が熱くなるのであった…。


関連記事:名門大学でベテランの教授が解雇 「授業が難しすぎる」と学生が署名活動

■まさに「大人の学食」

大人の学食

「ワイズキャフェテリア」の前に着くと、壁にメニューが貼られており、その上の看板には「大人の学食」という文字が。ノスタルジーを感じつつも、働くサラリーマンに向けていることがうかがえる「5文字」に心が踊ってしまう…。

メニューは日替わりでA定食、B定食、C定食から選ぶことができる。この日のおかずは、Aが若鶏の唐揚げ(550円)、Bが豚ときのこの生姜焼きおろし添え(600円)、Cが温玉ネギトロ丼(650円)。

どれも学食の定番メニューで迷ったが、記者の「好きな食べ物ランキング」1位が生姜焼きのため、B定食をチョイスした。入り口で食券を購入して提供口でおかずを受け取り、ご飯と味噌汁は自分で好きな量をよそう形式だ(お代わりは不可)。

ドレッシングや薬味が置いてあるスペースがあり、そこで調味料をかけるなど、細部まで学食スタイルだった。


関連記事:武井壮、箱根駅伝の全国門戸開放に持論 「見る側としてはめちゃくちゃ楽しい」

■大人になって気付く魅力も…

大人の学食

ご飯と味噌汁をよそって、席について食べる。店内は広く、ゆったりと食事できる。

大人の学食

まずは、目玉である生姜焼きをいただく。豚バラ肉を甘辛いたれで焼き上げているが、大根おろしがかかっているためあっさりした味付けだ。

学生時代であれば、少々塩辛く感じるくらいの味を欲したものだが、尿酸値や肝臓の数値等に気を遣うようになった30代の記者にはありがたい…。この辺りも「大人の学食」ならではの気遣いかもしれない。

大人の学食

あっさりしつつも絶妙にクセになる味でご飯が進む。舌鼓を打ちつつ、味噌汁をすすって驚いた。

大人の学食

具材はわかめと豆腐とシンプルだが、出汁が効いてすごく美味しい。かつおや煮干しなど天然出汁だと思われるが、家庭ではなかなか再現できない独特の深みがある。

大人の学食

食べ終えたら、使った茶碗や皿、箸、コップを返却コーナーのかごに分けて入れるなど、最後まで”学食らしさ”満載だった。

全体的に学生時代を思い出しつつも、味付けや出汁の風味など大人になってこそ気づく様々な工夫が感じられた。仕事に疲れて、ふと学生時代に戻りたくなった時は足を運んでみてもいいかもしれない。


【Y’s(ワイズ)キャフェテリア エステック情報ビル店】

東京都新宿区西新宿1-24-1エステック情報ビル 4階

大人の学食

・合わせて読みたい→安田美沙子、大学時代に声をかけてきた人物とまさかの再会 現在の職業は…

(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

【Amazonセール情報】ココからチェック!