ひろゆき氏、急激な円高に考えを明かす 「時間の問題でじわじわと…」

西村博之氏が、ドル円相場の変動にコメント。長期的な目線で見ることを支持した。

ひろゆき氏

インターネット掲示板「2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)」創設者の「ひろゆき」こと西村博之氏が、11日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。ドル円為替相場に言及した。


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■たった1晩で急激な円高

今月10日夜から11日朝にかけて、急激な円高が進行。ドル円相場が一時146円台となっていたが、11日朝には138円台を付けた。

このきっかけは、アメリカの物価の伸び率が4ヶ月連続で縮小し、金融政策を判断する連邦準備制度理事会(FRB)が金利上昇を抑える可能性があるためだと見られている。

番組ではこのことをテーマに取り上げ、日経新聞元記者の経済ジャーナリスト・後藤達也氏を招いて議論が行われた。

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■ひろゆき氏の私見

番組に出演するひろゆき氏は、意見を求められて自身の考えを話す。

「日本の経済とアメリカの経済の構造自体がそこまで大きく変わっているわけではないので、時間の問題でじわじわとまた円安方向にいくんじゃないかなと思ってますけど」と、今後も円安傾向が継続するという私見を明かした。

そのあとに後藤氏が、「基本はひろゆきさんの考えに近いところですね」と言い、「年初のように(ドル円相場が)110円120円に戻るかというとそういうことはないんですよね」「行き過ぎたオーバーシュートが戻ってるっていう感じだと思います」とコメントしている。


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■アメリカ選挙の影響を指摘

為替相場について意見が交わされると、お笑いタレント・カンニング竹山が、「まだ(ドル円相場が)落ちるってことあるんですか?」と疑問を投げかける。

するとひろゆき氏が、「いやぁ、(中間選挙の)結果まだ出てないですからね」「あれでほんと予想外のことがバババンってなったりすると、また一段と『アメリカやべぇ』ってなるかもしれないんで」と、アメリカで行われている中間選挙の結果によっては為替の変動が起きる可能性を指摘した。

アメリカの中間選挙は8日から投開票が始まっているが、接戦の州が多いことや、郵便投票の増加が影響し、大勢の判明までには数日かかる見込みとなっている。


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■長期的な見方を支持

ひろゆき氏は、定期預金の金利についても言及。

「今でも、日本の銀行に外貨預金すると、ドルで1年で定期預金(金利)4%とか付くんすよね。そうするとやっぱり円で入れてるよりドルのほうがいいよねっていう流れは基本的には変わんないので。一時的な上下とかありますけど」と、アメリカのドルに価値を置く人は変わらず残ると発言。

急激な相場の変動で世間の注目が集まっているが、司会進行の平石直之アナウンサーから、「ひろゆきさんはもうちょっと長い目で見てねっていうことでいいですかね?」と聞かれると、「はーい」と返事をした。

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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ

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