ひろゆき氏、Jアラート運用方法に提言 「マニュアルつくるべき」

西村博之氏が、Jアラートによる情報発信はスピードが重要であると主張した。

ひろゆき氏

インターネット掲示板「2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)」創設者の「ひろゆき」こと西村博之氏が、4日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。全国瞬時警報システムであるJアラートの運用方法に提言した。


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■政府はシステム改修を検討

おととい3日午前7時39分頃に北朝鮮がミサイルを発射し、午前7時50分頃に宮城県・山形県・新潟県を対象に「日本上空通過の可能性のある物体検知」と知らせるJアラートが発出された。

2回目のJアラートでは「7時48分頃に通過」という情報が出されたが、浜田靖一防衛大臣が「日本列島を越えず、日本海上空で消失したことが確認された」と訂正している。

この騒動の後、松野博一官房長官はきのう4日の記者会見で、「Jアラートの送信時間をいっそう早めることなどについてさまざまな意見もいただいていることも踏まえ、関係省庁が連携して、システム改修も含めた改善策を検討をしている」と説明した。

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■「マニュアルをつくるべき」

番組では、Jアラートを巡る政府の動きについて議論された。

意見を求められたひろゆき氏は、「どういうタイミングでどの人が何をするかっていうのを決めて、じゃあJアラート鳴ったらこうしようっていう、マニュアルをつくるべきだと思うんですよね」と、運用方法について指摘。

続けて、「でもなんかそれすらできてないし」「ちょっとずつ良くしてこうっていうのがないのがすごいなぁって思ってます」と、システム向上への意欲が見られないと言い、皮肉った。


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■スピード優先を提案

Jアラートによる情報発信については、「ミサイル出ました、でそれがじゃあどうなるかって徐々に足してくほうがいいと思うんですよね」と発言。

「人が判断をして、その結果(情報を)出そうじゃなくて、ひとまず出すでもいいと思うんですよね」と、情報のスピードが重要であるという私見を述べた。

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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ

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