「究極のアジフライとあじ丼」を埼玉県で発見 海無しなのに最強にウマい理由とは

まさかの海無し県で最強のアジフライとあじ丼を発見。

2022/10/28 05:45

日本を代表する大衆魚・鯵(あじ)。刺身で良し、塩焼きで良し、フライで良しのボンカレー並にどう料理してもウマい魚だが、日本一の養殖マアジ生産出荷量を誇る場所といえば、静岡県の内浦漁協だ。


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■どれぐらい美味しいのだろうか?

そんな内浦産の活鯵を駿河湾から自社の活魚車で仕入れて来ることで人気の鯵料理店が、埼玉県大宮市場内にある「活あじ丼 内浦」。

大宮市場の仲卸・山正が自信を持って提供する活あじ丼が凄まじく美味しいというウワサを聞きつけ市場までやってきたが、はたしてどれぐらい美味しいのだろうか?

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■店内にはあじのイケスが用意

店内にはあじのイケスが用意されており、そこから注文が入ると取り出してさばくため、新鮮さは静岡で食べるそれと変わらない。これは期待できそうだ。

数分後提供された活あじ丼とアジフライのセット(1,380円)は、見るからに美味しそう。あじのさばき方もさすがプロといった感じで、中央のものは細かく、外側のものは一般的な刺身状にカットされている。


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■内浦で食べたあじ丼以上の美味しさ

まずはあじ丼をいただく。こ、これは! 絶対にスーパーで売られているあじの刺身では感じられないプリプリの食感がたまらなくウマい! 生臭さも一切なく、以前内浦で食べたあじ丼と同レベル、いや、さばき方が上手なぶん、こちらのほうが美味しいかもしれない。

アジフライは骨せんべい付きで、記者が訪れた日は小ぶりのあじだったため2枚付になっていた。アジフライもふわふわの食感で小さいのに旨味たっぷり。添えてある大根おろしで食べてもソースで食べても最高だ。


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■レンタカーを借りる価値もある

まさか海無し埼玉で日本一レベルの活あじ丼を食べられるとは夢にも思わなかった。市場の丼というカテゴリの中でも、トップクラスのコスパと味だろう。イケスからわざわざあじを出してさばいてくれる市場食堂はそうそう無いはずだ。

最高のあじ丼を食べたい人は、ぜひ大宮市場へ行ってみてほしい。車が無いとアクセスが難しい場所だが、レンタカーを借りる価値もあるはず。また、市場がお休みの日も営業しているようなので、遠くから行く人は一度電話で問い合わせるといいだろう。

【活あじ丼 内浦】

埼玉県さいたま市北区吉野町2-226-1

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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男

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