ビルにある看板「定礎」は会社の名前? 若い世代では1割以上が…

ネット上では「月極定礎ホールディングス」といったネタもしばしば…。

■若い世代で目立つ誤読率

ちなみに、今回の調査結果を年代別で分析したところ、かなりの差も見られ、最も割合が高かったのは10〜20代で10.6%。一方で、50代では最も低く2.5%となった。

定礎

高齢になると誤読していた頃のことを忘れてしまっている可能性もあるが、一方で若い世代に誤解が拡がっているのかもしれない。


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■中には「定礎箱」

なお、定礎板は「蓋」であってその裏側には「定礎箱」という金属製や木製の箱が納められていることが多い。たとえば、2019年に埼玉県川口市で旧本庁舎の解体工事が行われた際、1959年の工事で納められた定礎箱の中身が公開されている。

中には、工事関係者の名前を記した銘板や工事概要、当時の硬貨などが入れられていたとのことだ。

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2022年2月13日~2022年2月14日
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)

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