セ・リーグ連覇をはたしたヤクルト 高木氏は「高津監督の選手起用」を絶賛

セ・リーグ連覇を達成したヤクルトスワローズ。高木氏は高津監督の我慢の起用を絶賛。

明治神宮野球場・神宮球場

元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏は26日、自身のYouTubeチャンネルを更新。セ・リーグ連覇をはたした東京ヤクルトスワローズ・高津臣吾監督の手腕を絶賛した。


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■コロナの集団感染も経験

ヤクルトは25日、本拠地で行われた2位・横浜DeNAベイスターズ戦で劇的なサヨナラ勝ちを収め、2年連続9度目のリーグ制覇を達成した。

今季は、開幕の阪神タイガース戦で7点差を逆転する劇的な試合から始まる。5月中旬からチームに勢いがつき、セ・パ交流戦では14勝4敗で6球団全てに勝ち越しを決めるなど、絶好調の状態。その勢いのまま勝利を積み重ね、7月2日にはプロ野球史上最速マジックが点灯したことも記憶に新しい。

しかし、7月に新型コロナウイルスの集団感染が確認されてからは厳しいチーム状態が続く。2位のDeNAとは最大17.5ゲーム差あったが、8月下旬には4ゲーム差と急接近。それでもチームを立て直し、結果的にはゲーム差7で優勝を決めたのだ。

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■高津監督の選手起用を絶賛

高木氏は、セ・リーグ連覇に導いた高津監督の選手起用を絶賛する。

シーズン序盤はリリーフの田口麗斗投手の状態が良かったことから、「ピンチになったら田口。ずっと防御率も0.00で1点も与えなかったけど、途中から状態が悪くなるんだよね」「その瞬間から久保(拓眞投手)っていうちょっと変則の左を使いながら、経験をさせながら、今度後半になってその経験を実戦で使うようになったんだよね。このピンチの時に…」と語る。

その起用法に対し、「リリーフ陣への配慮だとか、そういうものがすごく光った。それと高津監督が信じて使うね。我慢もする」と説明した。

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■我慢の起用が実った長岡内野手