同居人2名を何度も刺した30代女が殺人未遂罪に 退去を迫られ逆上

“刺殺”したはずが、死んでおらず…。容疑者はすぐに逮捕された。

ナイフ

「アパートから出て行ってほしい」と要求され…。キレた女がいきなり刃物を持ち出し、何度も刺すという凶行に及んだ。女の行為とその後、逮捕と供述内容などについて、『ABC News』などアメリカのメディアが報じている。


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■「出ていって」と言われて逆上

16日午前のこと、アメリカ・フロリダ州で暮らすクリスティナ・アダムズ容疑者(30)が、同居人2名に腹を立てた。「家族が越してくることになった」「だからこのアパートから出ていってほしい」と退去を迫られたからだ。

そう言われても行くあてはなかったのか、容疑者は逆上。大きな刃物を取り出し、同居人2名を何度も刺してから逃走した。しかし2名は致命傷を免れ、そのうち1名が地元警察に通報。警官隊が慌てて事件発生現場に急行した。

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■女による呆れた主張

同居人たちを速やかに保護し搬送する一方で、警察官たちはアダムズ容疑者を発見するため捜索活動を開始。そのかいあって、ほどなくして運転中の容疑者を発見し、すんなり身柄確保に成功した。

事情を聞かれた容疑者は、「出ていってほしいと言われてムカついた」「大型の刃物で2人を何度か刺してやった」などと供述。また「これで死んだ」と思い込み、証拠品を隠して服を着替えたことも明かした。

その後の行動について、容疑者は「買い物に行った」などと説明。また精神疾患があることも匂わせたというが、当局は容疑者を逮捕し殺人未遂罪と証拠隠滅等罪で起訴した。

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■警察による声明