デヴィ夫人、安倍元首相は「自民党葬にすべき」と苦言 「長期政権というだけ」

反対の声が大きい中で開催されようとしている安倍元首相の国葬について、元インドネシア大統領夫人のデヴィ夫人は…。

2022/09/16 21:20

■外交・内政の問題点を列挙

その後は具体的に、「プーチン氏を山口県のお里にまで招きマンツーマンで接待したのに北方領土問題は棚上げのまま。拉致被害者家族を首相官邸に招いたりアメリカ大使やホワイトハウスで大統領たちと会わせたりしたけれど、事態は進展せず、マスコミにアピールし、政治利用したに過ぎない」と厳しく指摘。

評価の中心であった“外交”がポーズだけだったと評すると、「モリカケ問題についても岸田首相は再調査すると言っていましたが、忘れてしまったよう」「赤木俊夫さんが亡くなっているというのに」と内政の問題点も挙げた。


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■国民が冷静さを欠いていると指摘

最後は、「あまりの衝撃にしばし朦朧としてしまいました」と銃撃当初のショックを振り返りつつ、「暗殺で人々は無念の悲劇のヒーローとして祀られすべてを許し、永遠に敬まわれるだろう」と現在は冷静になったことも明かす。

続けて、賛成派に「日本国民は暗殺という衝撃な事件におののき、感傷的になり、冷静さを失い、センチメンタリズムに流されて、最長首相在任期間というだけで、国葬にするのはおかしいということに気付いていないよう」と苦言。

「国葬に値するためには国と国民のために何を成し遂げたかによるのではないでしょうか」と呼びかけ、「自民党葬を盛大に行って送り出すのではいけないのでしょうか」としたのだった。

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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太

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