なんてことだ… 「東京チカラめし」東京最後の店舗が閉店 残るは2店舗

一世を風靡した「東京チカラめし」。その“最後の砦”がこのたび閉店することを発表した。

東京チカラめし

かつて全国に約130店舗を展開していた牛丼チェーン「東京チカラめし」は21日、新宿西口1号店が8月28日をもって閉店すると発表した。これでブランド名に入っていた“東京”都内の店舗が消滅。国内2店舗だけの運営となることから、ネットでは「どこで食べればいいのか…」とショックを受ける声が上がっている。

【写真】東京チカラめしのメニュー表


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■閉店のお知らせ

「《閉店のお知らせ》この度、東京チカラめし新宿西口1号店は2022年8月28日(日)をもちまして、閉店することとなりました」という書き出しで閉店を告知した東京チカラめし新宿西口1号店公式ツイッターアカウント。

投稿後半では「足を運んでくださるお客様のチカラになれるよう全力で営業させていただきます」と自らを奮い立たせるような言葉をつづり、25日から閉店日まで割引キャンペーンを実施すると発表している。かなりオトクな価格設定だ。

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■創業直後に大ブーム

東京チカラめしは、2011年に牛丼業界に水星のごとく現れた新進気鋭のチェーン。

同店の売りは、従来の煮る牛丼ではなく、鉄板で焼いた「焼き牛丼」。その斬新な調理方法と当時1杯290円という価格(現在は550円)から、サラリーマンや学生から絶大な支持を集めた。13年には約130店舗近くまで急拡大したが、14年から撤退が相次ぎ、次々にお店が閉店していった。

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■残存2店舗は…