石丸幹二、向井理が舞台『ハリー・ポッター』デビュー 3人のハリポタ姿が公開

初日からハリーを演じる藤原竜也に加えて17日には石丸幹二、18日には向井理がハリー・ポッターとして舞台に立った。

■「何度も劇場で楽しんで」

舞台ハリー・ポッターと呪いの子

18日からハリーを演じる向井からもコメントが。

向井:4ヶ月間稽古をしてやっと初日を迎えたという思いと、もう本番が来たか! という思いが入り混じっています。カンパニーの良い雰囲気に後押しされて自分も舞台に立てているので、この雰囲気を大切にしたいと思っています。


この作品はイリュージョンだけでなく、ハリー・ポッターの成長も見どころです。大人になっても困難なことや上手くいかないことがありますが、少しでも改善しようと努力するハリーの姿を見届けていただきたいです。


長く愛される舞台になると期待していますが、その中でアップデートされたり、観劇する席によって全然違う印象を受けると思うので、何度も劇場で楽しんでいただければ幸いです。


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■魔法に満ちた作品

舞台ハリー・ポッターと呪いの子

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の東京公演は、初演のロンドンをはじめとした、先行する世界6都市の公演に携わってきた世界最高峰のクリエイティブスタッフが来日し制作されている。

厳しいオーディションを勝ち抜き、3ヶ月以上にわたる稽古を続けてきたキャストたちのデビューに寄せて演出補(インターナショナル)のデス・ケネディがコメントを発表した。

ケネディ:日本のカンパニーの皆さんがこの作品に心血を注いで取り組んでくださることに、とても刺激を受けています。我々の到着前にしっかり準備していただいたおかげで、今までにないスピードで舞台稽古が進んできました。


今、空を飛び、地の底に潜り、水から出てくる、火を灯す…という、集中力と技術を要する重要な場面をやっていますが、これが素晴らしい出来! 日本のスタッフの的確さに感銘を受けています。


『ハリー・ポッターと呪いの子』はこれまで7都市でプロダクションがおり、それぞれのカンパニーの特色を活かした独自性のある仕上がりになっています。この日本版も同じく、日本チームと海外チームが一緒に発見しながら作っています。


その点、日本の俳優の皆さんが際立っているのは、心を注ぎ込んで作ってくださること。そのため、作品がとても深くなっています。何世紀にもわたって受け継がれてきた日本の演劇文化を背景に、彼らの演技には何層にもなった過去や深みが感じられます。


スケールが大きく魔法に満ちた作品ですが、あくまで核となるのは芝居です。そこに嘘なく繋がれる日本の俳優たち、絶対に素晴らしいプロダクションになるとワクワクしています。


冒頭の場面は、時間が凍りついた駅から始まります。舞台の前面には「INLUSTRET LUMINE(光を内にいれよ)」と書かれています。この2年間、世界はコロナ禍という闇の中にあり、それぞれが孤立していました。


こうして演劇が本格的に再開したことで、私たちは集うことができる。“人生にまた光が灯りますよ”と、この言葉が伝えている気がします。 新劇場は、どこに座っても目の前で起きているような感覚になれる親密さが魅力です。


ロビーに敷かれたカーペット、大きく飾られたバナーなどを見て、ホグワーツに足を踏み入れる体験をお楽しみいただきたいです。そしてこの観劇をきっかけに、この先もしばしば劇場に足を運んでいただけると幸いです。

ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部: 舞台脚本 愛蔵版

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