香水の匂いがきつい女性に物申した男性 「無神経か正論か」で世論は真っ二つ

逃げ場所もない状況で、あまりにきつい香水の匂いをかがされるのは、確かにつらいだろう。

嗅覚・臭い・匂い

香りや風味を楽しむ食事の席、オフィスや病院といった公共の場、また狭い空間に行く際など…。香水をつけることを控える、あるいはつける量を抑えようと意識するシーンは多い。

海外の掲示板で今、香水がきつい女性に注意した男性に賛否の声があがっていることを、イギリスの『Mirror』などが報じている。


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■香水の匂いで体調不良に

海外の人気掲示板『Reddit』に、このたびある男性から「香水の匂いがきつい女性」にまつわる体験談が書き込まれた。

男性が少し前に飛行機を利用した際、隣に座った女性の香水がきつかったそうだ。最初は我慢していたが、20時間ものフライトを乗り継いでいた男性の疲労は限界に達しており、徐々に体調不良に。マスクにアイマスクを重ね、隙間がないように装着したという。

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■女性に注意をするも…

男性は寝たフリをして過ごしていたものの、女性はさらに香り付きの手指用消毒液を使い始め、さまざまな匂いが混ざり合う結果に。耐えかねた男性が頭上の換気口を強めるためにアイマスクを外すと、女性が「窓の日よけを開けてもらえますか?」と声をかけてきた。

そのとき男性はタイミングが訪れたことを感じ、「すみませんが、あなたの香水はきついと思います」と女性に注意。その後、再びアイマスクを着用して眠りに戻ったという。

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■「嗅覚障害者もいるのに」と女性

ところが目的地に着陸すると、女性は不快そうに「私は最近嗅覚を失ってしまい、あなたの注意にとても傷ついた」と告げてきた。そういう障害を持っている人もいる以上、見ず知らずの人に安易にその手の注意をするべきではないというのだ。

イラっときた男性は、冷静さを保ちながら「次に飛行機に乗る際は香水は付けないほうがいいですよ」と言い返し、飛行機を後にしたという。


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■世間の意見は真っ二つ

男性は「僕も彼女を怒らせたかったわけではないのです。もっといい解決策はあったのでしょうか」と、掲示板の人たちに問いかけている。

すると「注意をしたところで彼女はシャワーを浴びることもできないし、自分なら黙っていたと思う」「乗務員に話して座席を変えてもらうべき」「文句まで言うのはデリカシーの欠如」という声があがった。

しかし、「あなたは正しい。私も香水の匂いは苦手です」「匂いに鈍感なのに香水をつけるなんて」と、男性の言動を擁護する声も目立っている。

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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