たびたび性暴行被害に遭っていた人妻 「夫がお金ほしさに仕組んだ」と被害届

夫の暴力的な裏切りと屈辱感で、女性は立ち直れないほどの苦しみを味わっている。

2022/07/12 05:45

性的暴行・性被害・女性・悩む・苦しむ

ここ半年間、度重なる性的暴行の被害にあっていたというインドの女性。しかし彼女は人妻だったため、警察は「まさか…」と怪しんだが、常識では考えられないことが夫婦の間で起きていた。

そんな事件の話題を、『Dainik Bhaskar』や『Times Now News』が伝えている。


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■通常は起こり得ない事件

その事件は、インド・ウッタルプラデーシュ州のゴーラクプル県で起きた。1人の女性が警察署に現れ、とても情けなさそうに、わが身に起きた性暴行被害について語り始めたという。

なんと彼女は「人妻」だったにもかかわらず、集団での性的暴行も含め、通常では考えられないようなシチュエーションで被害にあっていた。

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■「耐えられず自殺も考えた」

女性は警察官に「ここ半年以上にわたり、たびたび被害にあってきました。屈辱に耐えられず自殺も考えました」と話した。

かつて性暴行の被害にあったことはなく、結婚した2021年11月以降そうした危険な状況に陥ってしまったといい、「夫婦関係は円満ではありません。事件には夫がからんでいます」と告白したという。

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■定期的に訪れる男たち

女性は位の低い貧困家庭から嫁ぎ、ダウリーと呼ばれる結婚持参金をほとんど準備できなかった。夫はそのことを理由にたびたび彼女を殴り、しかし自らはアルコール依存症で働こうともしないという。

そんななか、夫は自宅に「友人」と称する男たちをたびたび連れてくるようになった。彼らは夫に酒とお金を手渡すと、妻である女性を暴行。抵抗すれば女性は夫に殴られた。


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■夫は現在も逃走中

女性からの被害届を受け、警察は捜査を開始。夫が妻を「友人」たちに売っていたというのは事実だった。しかも夫はときには犯行現場に立ち会い、妻が強姦される様子を録画するという卑劣さも見せていた。

夫の暴力的な裏切りと屈辱感で、女性は立ち直れないほどの苦しみを味わっているが、一方の夫は捜査の気配を感じ取ると家を出て逃走。警察が現在その行方を追っている。

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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