『遊戯王』作者・高橋和希さん死去で… 遊戯役の風間俊介を気遣う声

人気漫画『遊戯王』の原作者が亡くなった。風間俊介にとってこの作品は思い出深いもので…。

2022/07/08 11:15

遊戯王

7日、人気漫画『遊戯王』の作者・高橋和希さんが亡くなったことが発表され、多くのファンがショックを受けた。そんな中、ネット上ではアニメ版で遊戯を演じた風間俊介を気遣う声があがっている。

風間にとって、この作品はかけがえのないもので…。


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■カードゲームで大人気

『遊戯王』は1996年に週刊少年ジャンプ(集英社)で連載スタート。主人公の武藤遊戯が、ライバルたちとカードゲームを初めとする各種ゲームで熱い戦いを繰り広げていくのが特徴的で、アニメ化もされた。

シリーズの累計発行部数は4,000万部以上に上る人気作品だ。アニメは98年から半年間テレビ朝日で放送され、遊戯役は声優の緒方恵美が務めた。

その後、カードゲームのヒットを受けて、2000年から04年まで『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』(テレビ東京系)が放送。同作の遊戯役を風間が務めた。

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■「回を追うごとに成長」

放送当時、アニメを見ていた30代の『遊戯王』ファンの男性は、風間についてこう話す。

「放送当初、風間さんは声優初挑戦だったこともあってか、正直あまり上手いとは思いませんでした。でも、回を重ねるごとにどんどん成長していった印象です。遊戯は、もともと気弱な性格だったのですが、古代エジプトから伝わる闇のアイテムを解いたことで気が強く男らしさのある別人格が生まれるという設定。終盤は、2つの人格を見事に使い分けていて、別人格の声はすごく迫力があり、惹きつけられました。正直、初期と終盤では全く別の人が演じているみたいです。今では、風間さん以外に遊戯はありえませんよ」(『遊戯王』ファンの男性)。

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■「声優の経験を生かしている」

あるテレビ局関係者は、この作品での経験が風間の俳優業にも役立ったのではないかと推察する。

「顔を出さずに2つの人格を使い分ける芝居をしたことで、より彼の演技力に磨きがかかった印象です。声優は滑舌が重要なので当時猛練習したそうです。今も、風間さんのセリフは聞き取りやすいので、その時の経験が生きているのでしょう。また、ジャニーズのファンは女性が多いですが、風間さんは遊戯役をやったことで、男性からも人気があります。アニメの声優をやったことで幅広い層から支持されているのでしょう」(テレビ局関係者)。


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■風間を気遣う声も…

風間にとって、そんな思い出深い作品を生み出した偉大な存在を失ってしまったことになる。ネット上では、「なにより、遊戯役で声優やってた風間俊介さんが悔しいだろうな」「風間くんもショックだろうな…」「今日の件で思い出したけど風間俊介さん大丈夫かな」「風間君の心境が心配」など、風間を気遣う声があがっている。

風間の中でも、ファンの中でも『遊戯王』は一生の思い出として生き続けるはずだ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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