「ヤクルト1000」ゲットのはずが… 気づけば「焼そば」30個買っていた話

ヤクルト1000を求め営業センターに凸した記者。しかし、気づくと焼そばを大量購入しており…。

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空前のブームで入手困難な「Yakult1000」(以下、ヤクルト1000)。まだ飲んだことがない記者は地元の営業センターに突撃。残っている同商品を買い漁ることにしたがまさかの展開に…。

【写真】ヤクルト1000の代わりに買うこととなった焼そば


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■売り切れ続出の「ヤクルト1000」

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1本あたり1,000億個の乳酸菌、シロタ株が含まれる機能性表示食品「ヤクルト1000」(143円)。

シロタ株は一時的な精神的ストレスがかかる状況下でのストレス緩和と睡眠の質向上機能があるとされ、ネットで「飲んだらよく寝られるようになった」と話題になっている。スーパーや自動販売機では売り切れが続出し、今や入手困難な飲み物なのだ。

sirabeeでは先週「営業センターにも在庫がない」ことを報じたが、あれから1週間。そろそろ在庫も安定しただろうと、再びセンターを強襲した。

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■30個単位じゃないと…

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しかし、大変残念なことに店頭には在庫僅少のため「店頭での販売を見合わせております」の文字。また1つ可能性が死んだ…行こう、ここもじき別の客が来る。そう悲しみに暮れる中、店頭で全商品が紹介されているポスターが目に入った。

「…や、焼そばをください…」。出てきてくれたヤクルトレディ(女性販売員)に対し、記者は勇気を振り絞って声を発した。

乳酸菌飲料のイメージが強いヤクルトだが、じつは乾麺、インスタント麺類も販売している。店頭ポスターにその表記が小さくあったのだ。後に調べたところヤクルトのインスタント麺の歴史は約55年。現在はラーメンを中心に、そうめん、ひやむぎ、うどん、そば、そして焼そばまで幅広いバリエーションを取り揃えているという。

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中でも気になったのが“ヤクルトの焼そば”こと「麺許皆伝(ソース焼そば)」(93円)。

購入を申し出ると、運悪く小分けできる在庫がこのセンターにはなかったようで「1箱、つまり30個単位なら取り寄せできるのですが…」とヤクルトレディ。ヤクルト1000への執着を忘れ、焼そばへの興味しかなくなった記者は箱買いを決意したのだった。

30食…出てこいやぁ!

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