アーチェリーの矢が女性の頭部を貫通 CT撮影に苦戦するも抜去手術は成功

事件、事故の両面を視野に入れ、警察の捜査はしばらく続く模様だ。

2022/06/24 06:30

アーチェリー

このほど中国で、ある病院の救急病棟に1人の女性が運び込まれてきた。頭部には金属製の長い矢が突き刺さっており、大変な緊張のなか抜去の手術が行われたことを『The Sun』『Windobi』などが報じている。


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■長さ71cmもの矢が…

その事故は、中国・陝西省の西安市にある病院から報告された。集中治療室に担ぎ込まれた女性の頭部には、長さ71センチの金属製の矢が貫通。矢は右のこめかみのやや上から入り、左のこめかみから外に突き抜けていた。

しかし激痛に顔をゆがめ、悲鳴をあげるなど意識はあり、眼球や脳を砕いた様子はなかったという。

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■ボルトカッターで切断

救急隊員により女性患者が運び込まれると、医療スタッフは最初にCTスキャンを撮影しようとしたが、大きく飛び出ている矢が邪魔して頭部が機械に収まらなかった。

そこで、患部をできるだけ刺激しないよう気をつけながら、まずは矢の外に出ている部分をボルトカッターで切断。続いて慎重を極める抜去手術が数時間かけて行われたという。

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■男性がアーチェリーを練習

警察はその後、「当時、付近では男性がアーチェリーの練習をしており、そこに運悪く女性が通りかかったと考えられる」と発表した。

男性は安全面の配慮が不十分であったことを認めているというが、事件、事故の両面を視野に入れ、警察の捜査はしばらく続く模様だ。


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■矢は正規のアーチェリー用品

なお、女性の頭部に突き刺さった矢は、スポーツ店でアーチェリー用品として正式に販売されている、軽量スチール製のアローシャフトだった。

アーチェリーは中国の人々に広く長く愛されてきた競技であり、警察は「こうした事故の再発を防ぐためにも、練習をする人は周囲の安全に十分配慮してほしい」と呼びかけている。

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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