怪しいカップルに次々呼び止められる「恐怖体験」… 流行するマルチ商法の手口

街中で2組の不気味なカップルに次々声をかけられた20代女性。専門家は「最近のマルチ商法勧誘の手口」と推測する。

緊急事態宣言・渋谷駅前

巷が頻出しているマルチ商法にまつわる勧誘トラブル。彼らは被害者の良心につけこみ言葉巧みに「儲け話」をもちかけてくるが、とある20代女性が体験したケースとは…。


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■「よかったらお友達に」

先日、20代女性のAさんが東京・表参道で予定を終えた後、大通りを歩いていると同年代と思われるカップルに声を掛けられた。「地方から出てきたばかりで店がわからない。周辺で美味しいお店はないでしょうか」──。

純粋そうな2人の様子を見て、近くのカフェを丁寧に教えてあげたというAさん。すると「本当にありがとうございます。すぐ行ってみます。もしよかったらお友達になってくれませんか? 東京に知り合いがまだ少なくて…」。

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■5分後、新たなカップルが…

感謝の言葉を受け一時は笑顔になったAさんだったが、LINE交換を迫るカップルに違和感を覚え、連絡先交換を丁重に断り駅へ向かった。すると5分後、さらなる展開が。

「またもや30代くらいと思われる別のカップルに声を掛けられたのです。内容は全く一緒。友達になろう、SNSで繋がろうと。本当に怖くなりました」(Aさん)。

現在、ネット上では同様ケースがいくつも報告されており、それらは最終的にマルチ商法の団体に繋がっていると見られている。実際に連絡先などを交換した後はどんな展開が待っているのだろうか。

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