「宿題忘れた子と走れ」と教師に連帯責任を問われ… 体調崩した女生徒が集中治療室へ

連帯責任を負わされた生徒が、ショック状態に陥った。

■母親の怒りが爆発

女子生徒は母親に、30周走の開始を前に「マスク着用を命じられた」と告白。あまりにもひどい指導に母親は腹を立て、「そもそも宿題を忘れたのは、うちの娘ではないんです」とSNSに書き込んだ。

18日に、校長に招かれた女子生徒の両親が会議に出席し、校長と30周走を命じた教師が正式に謝罪したという。


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■今後の方針を決めた学校

校長は、女子生徒の両親と教職員は、女子生徒の健康状態を把握していなかったと公表。体調を崩した女子生徒については、激しい身体活動への不参加を許可する方針にしたと明かした。

日本の教育現場でも、部活などさまざまな場で「連帯責任」という言葉を使う指導者がいる。是非については現場でしっかり検討し、このような深刻な事態を決して招かないよう徹底しなくてはならない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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