妻帯者を恐喝した男3人組が投獄　同性同士の行為を隠し撮りし「妻にバラす」

妻がいるが、男性にも魅かれてしまうという男性は少数ながらも存在する。ネット社会の現代では、その相手を探し出すことも困難ではない。ただし、事件に巻き込まれる可能性がゼロではないことに十分な注意が必要だ。イギリスの『Daily Record』『Liverpool Echo』などが、 恐ろしいハニートラップの話題を報じている。

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■ターゲットは妻帯者

このほど英ランカシャー州のプレストン刑事法院で、3人組となって卑劣な脅迫・恐喝事件を起こした男の被告3人に有罪判決が下った。

彼らがお金をゆするターゲットとして目をつけたのは、妻帯者の男性。世間からはストレートだと思われているが、じつは同性同士の性行為に興味があるという男性たちだった。

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■無断で行為を録画

この事件で5年8ヶ月から6年3ヶ月までの懲役刑を命じられ、刑務所に送られたのは、カマル・イリヤス（34）、カリル・ショードリー（29）、アマン・カーン（33）の3名。チャウドリー被告には、29歳の妻がいるという。

3名はゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーなどの男性と出会うためのデートアプリ「Grindr」を利用し、そこから妻帯者のビジネスマンを選んで連絡。性行為に及び、本人の了承を得ずにビデオで隠し撮りしていた。

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■被害者はいずれもビジネスマン

このハニートラップの被害者は少なくとも2名。マンチェスター出身およびバーンリー出身のビジネスマンで、いずれも「録画したデータがある。このことを奥さんにバラす」と脅されていた。

1名は25,000ポンド（日本円にして約400万円）、もう1名は40,000ポンド（約650万円）のお金を支払うよう恐喝されたという。

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■1名が警察に相談

犯人グループに電話番号、車、氏名などを把握されていること、証拠の画像を送りつけてきたことに恐怖を覚えた被害者の1名が、警察に相談したことで事件は解決へと向かった。

犯行に使用されたブリタニア・ホテルのオンライン予約の内容から、警察はまずはイリヤス被告を逮捕した。ハニートラップは泣き寝入りするケースも多いが、延々と恐喝が続く不安を考え、勇気を出して相談することが何より重要だという。