伝説の沖縄そば店の味を引き継ぐ名店・首里そば 手打ち麺のコシが絶品すぎる

向田邦子がエッセイに残した「さくら屋」の手打ち麺の技を引き継いだ唯一の店だという。

■麺の歯ごたえとだしのうま味

打った麺をあらかじめ茹でておくスタイルの沖縄そばでは、麺のコシや歯ごたえが楽しめる店は多くない。しかし、じっくり手打ちされた首里そばの麺は、ぷっつりと歯ごたえが心地よい。

煮込まれた肉はうま味の塊のようになっており、透明なスープは、その見た目以上にかつお節と豚肉のうま味が存分にあふれているのだ。麺、肉、だし…ともに高度な次元でバランスが取れた、至高の沖縄そばといっても過言ではないだろう。


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■素朴なじゅうしぃも

首里そば・じゅーしぃ

そば以外のメニューではじゅうしぃもおすすめ。人参や昆布などの具をだしで炊いた沖縄風炊き込みご飯で、店や家庭ごとに個性が豊かな料理だが、首里そばのじゅうしぃは、そばにも使われているだしの良さが活きているようだ。

週100食限定とのことだが、公式サイトでは通販もしているので、旅行にはまだ踏み切れない人はお取り寄せしてみるのも面白いかもしれない。


【首里そば】

住所:沖縄県那覇市首里赤田町1-7

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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

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