トレーニングはBGM次第と判明　パフォーマンスをアップさせるアーティスト10傑

スポーツジムでは、気分を上げるビートの利いたアップテンポな音楽が、必ず流れている。そんな音楽が、身体機能に及ぼす作用もあなどれなず、「もうちょっと頑張ろう」といったやる気やパフォーマンスは、BGM次第で大きな差が出るとわかったそうだ。

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■ジム経営者にもためになる情報を

イギリスに、ジム通いが好きな人、トレーナーとして活躍する人、ジムを経営する人などが大勢が訪れる『PUREGYM』というウェブサイトがある。

顧客の依頼を受けたトレーナーたちは、いかにして効率の高いプログラムを組むべきか、またジムの経営者はいかに顧客を集めて収益を上げるか、そんな調査研究に余念がないスポーツ・トレーニング関連の総合情報サイトだ。

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■会員の協力を得て調査

このほどその『PUREGYM』が、複数のジムに出向き、BGMとパフォーマンスの関係について徹底的に調査を実施した。使用したのは、Spotifyのワークアウト用プレイリストに並ぶ人気アーティストの曲だという。

協力をしたのは、効果を重量や回数といった数字で確かめることができる、ベンチプレス、デッドリフト、スクワットをする会員たち。すると、BGM次第で個々のパフォーマンスに大きな差が出ることが判明したそうだ。

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■重量を向上させるBEST10

驚くべきはデュア・リパの曲だった。BGMを流さないときと彼女の音楽を流したときとでは、持ち上げた重量がどの種目でも平均で37.93％もアップする。また２位はハリー・スタイルズの35.71％で、BEST10は以下のとおりとなった。

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■レップ数を向上させるBEST５

また、ベンチプレスではバーの上げ下ろしの一往復を1レップと呼ぶが、そのレップ数を向上させるアーティストBEST5はやや異なり、以下の通りだという。

どのジムも流すBGMには気を使っているはずだが、「それでも多くの顧客の気分をアップさせ、パフォーマンスを向上させる音楽にこだわることは重要だ」とまとめられている。