10代少女がコロナ休校明けの学校生活に不安を覚え… 「もう無理なの」と首つり自殺

「もう無理、死にたい」と友人たちに伝え、外出。そのまま生きて帰ることはなかった。

学校・教室

ストレスをため、不安に耐えきれず…。14歳の少女が自殺していたことを、『The Sun』などイギリスのメディアが伝えた。


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■勉強の遅れに不安を抱え…

イギリスで暮らしていたケイリーさん(14)は家族思いで、物静かではあるが愛情深く心優しい女の子だった。しかし新型コロナウイルスの感染拡大が原因で学校に行けなくなったあと、ストレスを抱え込み精神的なバランスを崩してしまった。

しばらくすると授業の再開が決まったが、ケイリーさんは勉強の遅れをひどく気にし、ベッドから出ることもできなかった。

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■母親にすがりつき号泣

母親はどうにか励まそうと努力したが、ケイリーさんは母親にしがみつき泣くばかりだった。その後も精神的な状態は良くならず、ベッドから出られないことも。ようやく起きて服を着替えても、それ以外は何もできない日が多かったという。

母親はかかりつけ医に電話をかけ相談したが、深刻な状態だとは捉えられず、直接の診察を拒否されたそうだ。大きな不安を抱えたケイリーさんは、やがて死んで楽になりたいと思い始めた。

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■「もう無理」と絶望