お騒がせな「ポテトチップス泥棒」が逃走中 レストランに侵入し30袋を盗み出す
名前はファンシーでも迷惑千万？ レジと一緒に大量のポテトチップスを盗んだ泥棒の行方を、警察が捜索中だ。
アメリカ・オクラホマ州でレストランを狙って次々と侵入した泥棒が、大量の「ポテトチップス」を盗んでいったとしてネット上を騒がせている。『FOX23』『Flipboard』などの海外メディアが報じた。
■連続窃盗犯の可能性
オクラホマ州タルサの警察当局は現在、SNS上で「ポテトチップス泥棒」と呼ばれている人物を追っている。メキシカンレストラン『El Gallo Loco』の防犯カメラに映っていたこの泥棒は、店のレジスターを盗み、30袋以上のポテトチップスを持って出ていったという。
同地域ではすでに衣料品店など2店舗が盗みの被害に遭っており、当局はこのレストランに侵入した泥棒も同一犯ではないかと主張している。
■ポテトチップスを棚ごと…
犯行の一部始終は店の防犯カメラに捉えられており、店の扉を壊して侵入した泥棒は苦労してレジスターを持ち去った後、店にあったポテトチップスを棚ごと盗んでいったという。
盗まれたポテトチップスは30袋以上になるそうで、タルサ警察は「それが30袋のチップスであろうと30ケースのコカ・コーラであろうと、所有者にとって損失であることには変わりません」とコメントしている。
■被害のほとんどは修繕費
このニュースがSNS上で拡散されると、一刻も早く逃げるべき状況で大量のポテトチップスを盗んでいった泥棒のことを、人々は「ポテトチップス泥棒」と呼び始めた。
一方、泥棒が壊した扉とレジスターの交換費用、レジスターの中にあった90ドルを追加すると、被害額は1,300ドル（約15万円）にもなる。レストランの所有者は「一刻も早くこの泥棒を見つけてほしい」と訴えている。
■奇妙な事件が続く
風変わりな事件が起こったタルサでは1月末、地域のバプテスト教会からゴルフカートを盗んでいった2人組の泥棒が逮捕され、警察が身元の特定のために市民からの助けを求めている。
変わったものが盗まれる事件に、ネット上では「なぜわざわざかさ張るポテトチップスを…」「盗んだお金で買えばよかったんじゃ」などの声も上がっている。
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（文／Sirabee 編集部・びやじま）
