部屋を掃除しない子供に悩む両親 強硬な試み「すべて集めて施錠」に賛否両論
何度言っても娘が部屋の掃除をしない…。悩める両親がとった手段に、さまざまな意見が寄せられた。
娘の部屋がいつも汚いことに悩んでいたというある母親。対処としてある方法を試みたことをTikTokで紹介したが、「やりすぎだ」「厳しい対処も必要」などと、その動画の内容が賛否を巻き起こしている。
■足の踏み場もない部屋
部屋の掃除に宿題に習い事、そして日々の身支度から学校行事の準備まで、わが子に「早く～しなさい」と言い続けることに、いい加減うんざりしているという親は多い。
@hi_imhollyのアカウント名でTikTokに動画を投稿したのは、ホリー・ブルークさんという女性。もうすぐ10歳になる娘の部屋は、机の上はもちろん、床、ベッドなど至る所に物が散らかっており、文字通り「足の踏み場もない」状態だという。
■限界を超えた母親
ホリーさんは、毎日のように「部屋を片付けなさい」と言っていたものの、いっこうに部屋を掃除しない娘にいよいよ限界を感じるようになった。
ついに「1週間あげるから、その間に片付けて。もうすぐ10歳なんだから、片付けの仕方くらい分かるわよね」「もしもやらなかったら、どうなるか知らないからね」と厳しく言い渡したそうだ。しかし娘は1週間経ってもその言いつけを守らなかった。
■お気に入りを次々と没収
そこで、ホリーさんと夫は強硬手段に出た。娘が外で遊んでいる間に部屋に入り、娘のおもちゃ、衣類、ゲームなどを1ヶ所にまとめると、罰としてそこに鍵をかける作戦を練っていたのだ。
「お気に入りの物はすべて没収。学校に着ていく服も、私が鍵のかけた部屋に入り選ぶので自分では選べません。部屋を片付けないとどうなるかってことを、ちゃんと分からせないと」と動画で話している。
■意見は真っ二つに
動画を見たユーザーからは「物を取り上げるのはやりすぎ」「そもそもなぜ散らかっているか考えたことある？ 物を与えすぎているのでは？」と、非難の声があがった。
一方で「この方法に賛成。自分の部屋や所有物をしっかりと管理する意識は大事。将来的にも役に立つ」「親はときには厳しく接することも大切」とホリーさん夫妻を支持する声もあがり、意見は真っ二つに分かれた。
また、「リサイクルショップに出すとか、断捨離とか、親子で一緒にやるのはどうか」といった具体的な提案には、多くのユーザーが同意しているようだ。
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（文／Sirabee 編集部・桜田 ルイ）
