羊の破壊行為から歴史的事件まで 創業325年の保険会社が奇妙な請求事例を紹介

大小さまざまな被害にあった企業や人々を支えてきた老舗保険会社が、ホームページで公開した事例が話題を呼んでいる。

お金・一万円札・小銭

ある保険会社が、300年以上にわたる社歴の中で、実際にあった奇妙な保険金請求事例を紹介し、話題を集めている。『The Sun』など海外メディアが報じている。


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■創業325年の老舗保険会社

イギリス・ロンドンに本社を置く保険会社AVIVAは、3世紀以上にわたり、同国を代表する車やオークション会社などあらゆるビジネスの企業や個人事業主を、保険を通じてサポートしてきた。

そんなAVIVAがこのたび創業325年を迎え、自社アーカイブの中から実際に請求・支払いが行われた世にも奇妙な事例を、ホームページで紹介している。

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■奇妙な保険金支払い例

1878年にロンドンのホテルに勤務していた男性が、シャンパンボトルのコルクが目に飛んで負傷した。そのため男性に御用聞き係を2ヶ月分雇う費用として、25ポンド10シリング(現在の貨幣価値で約300万円)の保険金を支払ったそうだ。

1960年には、逃げ出してきた羊がショールームに飛び込み、ガラスが粉々になったと主張するショップオーナに。またその翌年には、治療中に麻酔が切れた患者から窓の外へ投げ出された歯科医に、それぞれ保険金が支払われた事例もあるそうだ。

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■歴史に残る事件でも存在感