親権得た義兄に「協力する」と伝えたら… 甥の世話を押し付けられた女性が困惑

単独親権を望んだのは義兄なのに、自分が甥たちの面倒を見るはめになった女性が、その苦悩を掲示板に綴った。

子育て・悩み

義兄が単独親権を持つことを検討していた時、家族みんなで「協力するよ」と伝えたことでトラブルに巻き込まれた女性が、掲示板に心情を吐き出し話題を集めた。『The Sun』など海外メディアが報じた。


関連記事:姉の子供を預かった女性の書き込みに同情 「甥の嘘のせいで警察を呼ぶと…」

■義兄が単独親権を取得

イギリスの人気掲示板『Mumsnet』に投稿した女性によれば、義兄と元パートナーの女性の間には2人の男の子供がおり、これまでは共同親権を持ち子育てをしてきたのだという。しかし、元パートナーに精神的な問題が生じたため、義兄が単独親権を持つことになったそうだ。

元パートナーは、自身の両親の監督のもとで1ヶ月に1度は子供たちに面会している。面会の回数を増やすことを要望するも、義兄は反対しているのだという。

関連記事:甥に贈った宝くじが高額当選と知った女性 「分け前は4分の3希望」投稿に批判続出

■子供たちの世話は女性任せ

問題は、義兄一家の中で子供たちの面倒を見る時間があるのは、おばにあたる投稿主の女性だけという点だという。

女性には自身の幼い子供が1人おり、現在2人目を妊娠中。そんな身重の女性のもとへ義兄は週3回、時には週末も甥たちを預けにくる。甥たちの朝晩の食事と学校までの送迎など、すべての面倒を女性1人で見ている状態なのだ。

一度、甥たちの預かりを拒否した女性に義兄は、「親権の裁判をした時にはみんな協力するって言ったのに」と言い捨て、甥たちをそのまま置いていったそうだ。

関連記事:元カノと元妻の殺害をライブ配信で広めた男 自殺で締めくくる惨劇に

■「親権を望んだのは私ではない」

女性が夫に相談するも「それが家族としてサポートするということ」と取り合ってくれず、この状態がもう2年ほど続いている。そして、義兄から女性に、金銭的にも言葉でも謝礼はないのだという。

女性は、「甥たちの母親は子供との時間を切望しているのに、押し付けられたと感じている私のもとで(甥たちは)四六時中過ごしている」「単独親権を望んだのは私ではないのに、なぜ私が育てているのか」と、掲示板に葛藤を投稿した。


関連記事:「赤ちゃんを望む妹のために…」 代理母として甥を出産した姉の家族愛が話題に

■厚意に甘えすぎは禁物

掲示板には多くのコメントが付き、「ただ乗りはやめさせて、義兄が子供の預かり費用を負担するべき」「親権を主張する男性は、自分1人で乗りきる思考がないことが多い」と、義兄のふるまいに対する批判が殺到した。

また、「甥たちの実母との面会回数を増やして、義兄には自分で面倒を見ないならこうするしかないと告げるべき」と実力行使を提案するコメントもある。

ひとり親として子供を育てる際、応援している家族の「協力するよ」の厚意に甘えすぎると、協力者を失うはめになるかもしれない。

・合わせて読みたい→姉の子供を預かった女性の書き込みに同情 「甥の嘘のせいで警察を呼ぶと…」

(文/Sirabee 編集部・原田パラン

【Amazonセール情報】ココからチェック!