「神に祈れば完治すると思った」 重病の娘に薬を与えず死なせた両親が逮捕

娘の糖尿病は祈れば治ると、本気で信じていたようだ。

■逮捕された両親

エリザベスちゃんの遺体を発見した警察は、「拷問と殺人に等しい行為があった」と判断し、両親を逮捕。薬を与えなかった点についても、厳しく追及すると見られている。

ふたりには多くの子供がおり、成人していない子も5人いるが、今後はエリザベスちゃんの姉のジェイドさんが世話をするもようだ。

しかしジェイドさんもまだ若く、自分だけの力で多くの子を育てていくことは難しい。育児にはお金もかかるため、現在はインターネットで寄付を募るなどし、懸命に努力している。


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■姉の悲しみは深く…

エリザベスちゃんが死亡した経緯については、ジェイドさんにも把握しきれていないという。だが突然の死にショックを受けており、寄付を募るべく開設したページには「本当につらい」「守ってくれるはずの人たちに妹は守られなかったのです」と書き込んだ。

宗教が“悪”というわけではないが、エリザベスちゃんが生きるために必要としていたのは、神様ではなく薬だった。両親のうちどちらかがそれに気づいていれば、こんなにも早く命を落とすことはなかったかもしれない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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