激しい暴風雪で10歳女児が帰宅困難に 野良犬を抱いて耐えた18時間

60センチの雪が降り積もる中、帰宅できなくなった女の子。誰しもが命を諦めたその少女を救ったのは、野良犬だった。

野良犬・少女

前も見えないほど激しく降る雪を見て、「もう駄目だ」「小さい女の子が生きているはずがない」と悲観した大人たち。だが、その女の子が生きた状態で発見・保護されたことを、『USA TODAY』など海外のメディアが伝えた。


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■帰宅しなかった女児

1月13日午後1時頃のこと、ロシアで暮らす女の子(10)が学校を出たまま姿を消した。その日、現地は激しい暴風雪に見舞われ、気温も非常に低かった。

家で帰宅を待っていた母親は「大変なことになったのかもしれない」と不安になり、警察に通報。「どうか娘を探してください」と懇願した。

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■始まった捜索活動

60センチを超える雪が積もっているうえ、吹雪のせいで視界はまさに最悪。そんな中、多くのレスキュー隊員とボランティアが女の子を必死に探したが、なかなか発見には至らなかった。

しかし地元で暮らすある人物が当局に連絡し、「小さい女の子を見かけました」「野良犬と遊んでいましたよ」という貴重な情報を提供。さっそくその場に向かい、ようやく女の子の発見・保護に成功した。

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■女児がいた場所は…