10代女性が帝王切開で出産 4キロ超の赤ちゃんを産むも大出血し死亡する悲劇に

赤ちゃんを心待ちにしていた少女が、出産後の大量出血で死亡。度重なる医師の判断ミスが原因と指摘され…。

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お腹の中で大きく成長した赤ちゃんをようやく出産するも、亡くなってしまった17歳の女性。早い段階で誘発分娩に踏み切れば助かっていた可能性もあったとのこと。『The Mirror』などイギリスのメディアが伝えた。


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■狂った出産プラン

イギリスで暮らしていたティーガン・バーナードさんは、2019年に17歳という若さで身ごもった。家族の十分な理解も得られ、未婚ながら出産を待ちわびるように。おなかもどんどん大きくなったため、医師と相談し同年9月9日に誘発分娩で出産することにした。

しかし予定日の数日前に陣痛が始まったため、病院へ向かった。その後「子宮口の開きが不十分」と言われ自宅に帰ったが、翌日には病院に戻り再び診察を受けた。この時点で「感染症の疑いがある」と医師が判断したため、緊急帝王切開で出産することになったのだった。

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■大出血に続く早すぎる死

ティーガンさんは細身だったが、お腹の赤ちゃんは大きく約4.3キロ。どうにか帝王切開手術は終わり元気な赤ちゃんが生まれたが、3.8リットルも出血したティーガンさんは脳に深刻なダメージを負った。

回復する見込みがないと判断されたティーガンさんは自宅で最後の日々を過ごし、10月7日に死亡。立派に子供を育て上げたいという夢を叶えるまえに、この世を去ってしまった。

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■医師が判断ミスを連発か